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サッポロの実行者たち
仕事と人を知る

山下 春来
改革推進部 DX推進グループ データ分析チーム
2019年入社/工学研究科卒
山下 春来
改革推進部 DX推進グループ データ分析チーム
2019年入社/工学研究科卒
入社からの経歴
2019年〜
価値創造フロンティア研究所 食の情報科学チーム
2020年〜
生産技術本部 情報科学研究室
2021年〜
改革推進部 DX推進グループ
データ分析チーム

PROFILE

コミュニケーションを円滑にし、人と人をつないでいくお酒づくりに関わりたいという想いから、就職活動ではビール業界を志望。基礎研究から原料調達、製造までのさまざまな部門が横断的に連携し、真摯にビールづくりを行っている企業姿勢に惹かれ、サッポロビールに入社。入社2年目からはデータ分析を専門として業務を行っている。

※インタビュー内容は取材時のものです。

SECTION 01

データ解析やAIのスキルを活かし、業務改革に取り組む。

改革推進部のDX推進グループに私は所属しています。改革推進部は「サッポロビールが総力を挙げて攻めに転じるための基盤を構築する」というミッションを実現するための部署。さまざまなキャリアを持つメンバーが集まってビジネスモデルの変革をも見据えた業務に取り組んでいます。そして、DX推進グループは2021年春に新設されたばかりの組織で、サッポロビールがDXを実現していくための企画・立案・推進を担っています。
サッポロビールがDXによって実現したい目標として掲げているのは、「既存事業の変革」と「新規事業の創出」です。「既存事業の変革」とは、データの集約や分析、デジタル化によって現在必要とされているルーティンワークを削減し、高度&迅速な意思決定を行える環境をつくっていくこと。そして、「新規事業の創出」とは、データ活用や先進技術を取り入れることで新しいビジネスモデルの構築を目指していくことを示しています。
私を含めて3人のメンバーで構成しているデータ分析チームは、全員がプログラミングや機械学習の技術を備えています。そうした技術を活かして、社内に蓄積されたデータの分析や活用を推進するのが、私たちの業務です。製造部門やサプライチェーンマネジメント部門、マーケティング部門など社内の幅広い部門と連携し、同時にAIモデルを作成してくれるパートナー企業の力を借りながら、デジタル技術による業務改革に取り組んでいます。実現できる業務改革は数多くあるので、常に挑戦する姿勢を忘れずに担当するプロジェクトに向き合っています。

私のとある1日​

10:00
社内打ち合わせ
改革推進部内で業務の進捗情報や必要な情報を共有。
11:00
資料作成
担当しているプロジェクトの課題と、その解決に向けた方針を資料にまとめる。
12:00
ランチ
改革推進部のメンバーと近くの飲食店でランチ。
13:00
データ解析
集めてきたデータを分析。機械学習を行うためのプログラミングも行う。
15:30
パートナー企業と打ち合わせ
AIモデルを作成してくれる企業の担当者と、今後の進め方を話し合う。
SECTION 02

需要予測へのAI活用など、さまざまなプロジェクトを進める。

現在は、各部門が持つデータを活用した業務改革に取り組んでいます。データ分析チームが発足して約半年ですが、これまでにいくつかのプロジェクトを担当してきました。例えば、工場で働く従業員の勤務シフト管理を自動化するプロジェクトでは、業務効率化に一定の成果を果たすことができました。
現在はAIによって需要予測を行うプロジェクトのマネジメントを担当しています。サプライチェーンマネジメント部と連携して進めているプロジェクトで、これまでアナリストが行っていた需要予測に対して、AIでサポートが行えないかを検証しています。プロジェクトマネジメントを任された当初はいろいろと先輩に質問してばかりでしたが、最近では自分の意見を反映させながらプロジェクトを進められるようになり、いくつかの課題も私が中心となって解決することができました。
今後は、予測した数値の精度を評価し、それに対する改善などを行っていく予定です。この事例を含め、データ活用のプロジェクトはすべて事業部と協力して進めていくもの。喜怒哀楽をともにしながら、事業部の方々と課題解決に向けて努力していくことに大きなやりがいを感じています。
SECTION 03

今後は研究開発や製造にデータ分析を活かしていきたい。

私は研究開発に携わることを志してサッポロビールに入社し、入社1年目は研究所に配属されていたので、データ解析を専門とするようになった現在の状況には自分も驚いています。ただし、データ活用は時代のニーズに応えていくためには必ず必要なものなので、この仕事に携われていることに喜びを感じています。これからもサッポロビールのデータ活用を進め、各事業部とのプロジェクトで成果を出していきたいですね。
特に私は、研究開発や製造部門のデータ活用に携わっていくことを目標にしています。例えば、品質安定化に向けて製造工程でのデータ活用などを進めたいです。酵母などの生物を使用するビールの製造において、どのように品質を安定させるかはビール会社にとって大きな課題です。そうした分野に自分のスキルを活かしていけたらと思っています。
視野を広げるために、研究開発部門への社内インターンにもうすぐ参加する予定です。他部門の業務を一定期間経験できる社内インターン制度を利用して、研究開発部門が実際にどのように業務を進めているのかを体感してきます。また、知識の習得にも積極的に取り組んでいきます。G検定やE資格などのAI関連の資格はすでに取得しているのですが、今後はクラウド関連の資格を取得していこうと計画しています。将来はすべての社員がいつでも必要な情報を入手して活用できる「データの民主化」を実現させたいので、そのためにクラウド環境の専門知識を今のうちから学んでおきたいです。
SECTION 04

未来の仲間たちへ

サッポロビールの社員の多くは、「これを実現したい!」という想いを持って仕事に取り組んでいます。強い想いを持って目標に向けて一つひとつ課題を解決していける人が、サッポロビールでは活躍できると思います。常に前向きに仕事に取り組みたいと思う方は、ぜひサッポロビールへ! チャレンジングな経験をたくさんできますよ!

山下さんてどんな人?

自分の考えをしっかりと持った頼れる存在です。社内外メンバーでのプロジェクト型業務において、最年少メンバーであるにも関わらず、業務遂行のために必要と考えることを自分の判断で行動し、社外・大先輩・管理職問わず全体をコントロールできているのを見て、その起点は「自己の芯をしっかりと持っている」からだと感じています。

改革推進部 A.M

明るい素直な性格で、業務はきっちりとやりきる人。需要予測という大きなプロジェクトについて、推進役として山下さんを任命しました。その中で、当社プロジェクトメンバーや外部企業との折衝を行っていただいていますが、持ち前の明るさ・素直さで関係するメンバーは彼女から影響を受け、良い雰囲気でプロジェクトが遂行されています。難題が発生した場合も臆せず対応をされており、頼もしい限りです。

改革推進部 K.H

自分の考えを持ち、前へ前へと進んでいける人です。他部署との取り組みで困難な場面になったときでも、冷静に状況を判断して自分のやるべきことや取り組み全体の進むべき方向性を見極めた上で、着実に前に進めることができていました。山下さんの中での判断基準がはっきりしていて、好きなもの/やるべきことはとことんやる、必要のないものはやらない、という姿勢が明快なのでとても頼もしく思っています。

改革推進部 T.K

バイタリティに溢れ、尊敬できる先輩です。山下さんは関係部署のニーズもしっかりと把握して仕事を進めるので、現場の方からもとても感謝されています。また、常に相手の期待を上回る仕事をしており「もうできているんですか!」と相手を驚かす姿は「カッコいい」の一言に尽きます。プライベートではスポーツにも打ち込こんでおり、男の僕より体力があると思います!

改革推進部 M.S

とにかくやってみる行動派、誰に対しても壁がない人。やることを決めた後の行動が早く、持ち前の頭のキレも相まって仕事が早いです。また、誰とでも気兼ねなく話すので、相手の困りごとを引き出すのもうまく、よりよい成果につながっているように思います。業務内外関わらず、気軽に相談したり飲みに行ったりできる頼れる存在です。

R&D企画推進部 H.M