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サッポロの実行者たち
仕事と人を知る

西村 凌
千葉工場 醸造部
2020年入社/農学部卒
西村 凌
千葉工場 醸造部
2020年入社/農学部卒
入社からの経歴
2020年〜
静岡工場 醸造部
2024年~
千葉工場 醸造部

PROFILE

学生時代は農学部で微生物に関わる研究をしており、その知識や経験も活かせると考えてサッポロビールに入社。静岡工場を経て千葉工場へ。若手が多く在籍する千葉工場の醸造部で、さまざまなイノベーション活動などを牽引。より良い生産体制づくりを推進している。

※インタビュー内容は取材時のものです。

SECTION 01

次代の生産体制を見据えた
イノベーション活動を推進。

私が所属している醸造部は、麦芽からビールを醸造する全工程を管理する部署です。そのなかで私は全体を見ながら省エネや効率化に向けたイノベーション活動や品質管理、設備改造を行っています。私がメインで担当しているイノベーション活動は、製造工程における湯水・薬液・電力などの削減、歩合の改善、炭酸ガス排出量・購入量の改善など幅広く検討しています。そういった活動を推進することで、持続可能性や競争力に優れた生産体制を構築していくことが私の担っている役割だと思っています。
日頃から製造工程を見ているなかで課題を発見し、プロジェクトチームを組んで解決に向けた検証などを進めていく。多くのイノベーション活動はそのようにして進めています。たとえ省エネ・省コストの効果が小さな課題解決でも、それを積み上げていくことで大きな成果につなげることができます。
これまでに手掛けたイノベーション活動で思い出深いのは、静岡工場での殺菌工程に使用するお湯を薬液に切り替えたプロジェクトです。お湯の加熱に大きなコストがかかっており、CO2も排出していたなかで、思い切って薬液に替えられないかと1年ほどかけて検討し、実行に移しました。結果的にはこの施策によってエネルギーの使用量を減らすことができ、大きなコストメリットを得られました。現在は同じ施策を、より規模の大きな千葉工場で実施するためのプロジェクトを進めているところです。

私のとある1日​

8:30
朝礼・現場清掃
部の朝礼後、清掃に。清掃をしながら現場の状態も確認している。
9:00
工程データの確認・検証
エネルギーの消費量など、イノベーション活動に関わるデータを中心に確認。
11:00
官能検査
ビールの味をチェック。昼食前が最も味覚が鋭くなるため、必ずこの時間帯に行う。
12:00
ランチ
お弁当を食べ、コーヒーを飲みながら休憩。貴重なリラックスタイム。
13:00
現場確認
イノベーション活動を推進するために、現場を確認。
16:00
社内打ち合わせ
プロジェクトチームのメンバーで集まって、進捗情報などを確認し合う。
SECTION 02

大型工場での
ドライホッピング製法を確立。

入社4年目に携わった静岡工場での「SORACHI 1984」の生産体制の立ち上げは、特に思い出深いプロジェクトです。
当時、「SORACHI 1984」は小型・中型工場で生産されており、全国販売もすでに行っていました。そうしたなかで、より供給量を増やし、生産コスト面でのメリットを得るためにも、大型工場の静岡工場で製造することになったのです。しかし、「SORACHI 1984」をつくるドライホッピング製法は、大型工場で行った前例がなく、実現するには多くの課題がありました。設備の改良や新設備の導入も必要でしたが、なにより難しかったのは、設備の規模が大きく変わるなかで「SORACHI 1984」ならではの味を再現すること。私自身も大好きですが、「SORACHI 1984」はファンの多いビール。サッポロビールの先輩たちがつくり上げた味を守るために、関係者と繰り返し味を確認しながら製造工程を調整していきました。一方で、醸造家の一人として「味をさらに進化させたい」という想いを持っていたのも事実。その想いを実現するために研究を重ねた結果、最終的には「SORACHI 1984」にとって“最適”と自信を持って言える製法にたどり着きました。
このプロジェクトでは、チームでいくつもの課題を解決したことで、メンバー間の信頼関係が深まりました。現在取り組んでいるイノベーション活動もそうですが、大きな仕事は一人では成し遂げられません。仲間と信頼関係を築き、目的に共感してもらいながらプロジェクトを進めていく必要があります。サッポロビールに入社して以来、私が最も成長したと実感しているのは、そうした仲間とともに仕事を推進する力ですね。
SECTION 03

商品を愛してくれるお客様の存在がモチベーションに。

私がサッポロビールに惹かれた理由は、ずっと身近な存在だったからです。お正月には母親がヱビスビールを買ってきて、みんなでお祝いをする。友人との旅行や飲み会では黒ラベルを楽しむ。そんな日常を豊かにしてくれるサッポロビールの商品に魅力を感じ、私は入社しました。
そして今思うのは、かつての私のようなサッポロビールのファンの存在が、働くうえでの大きなモチベーションになるということ。居酒屋で黒ラベルやヱビスビールを楽しそうに飲む人や、コンビニエンスストアやスーパーマーケットでサッポロビールの商品を手に取る人を見ると本当に嬉しいですね。
お客様からの信頼を裏切らないためにも、商品の味や香りをしっかり守り、進化させるのが私の目標です。これまではイノベーション活動に力を入れていたので、省エネや省コストに向けたプロジェクトを進める機会が多かったのですが、自ら手を挙げて今後は味や香りに対しても責任ある立場を任せてもらえることになりました。
麦芽や酵母は生き物であり、気温や水質のわずかな影響も受けるため、ビールの味や香りは本当に複雑な要素が組み合わさって決まるもの。同じ味や香りを維持するだけでも簡単ではないため、ビールづくりは本当に難しいのですが、そこにおもしろさがあるとも言えます。これからもビールづくりに真摯に向き合い、仮説と検証を繰り返すことで、よりおいしいビールをつくるための知識と経験を蓄えていきたいです。そして、さらに多くのお客様に信頼されるブランドを育てたいと思っています。
SECTION 04

未来の仲間たちへ

サッポロビールでは、若手のうちから貴重な経験を数多く積むことができます。きっとみなさんも、サッポロビールに入社すればさまざまな経験によって成長できるはずです。ビールづくりは本当におもしろい仕事です。大きな働きがいもあります。一緒に最高の一杯をつくりましょう!

西村さんてどんな人?

未来志向が高く、仕事を創造できる技術者。
現場で起きる一つの事象に対してとことん将来像を考え抜いて、新しい技術を数多く実現しています。西村さんの頭の回転もそうですが、色々な仲間と相談して技術を練り上げていくスピードには感心させられます。チームに刺激を与えて成果を分かち合う姿を見ていると、「次は何をするの」とワクワクさせてくれる人です。

千葉工場 醸造部 T.S

柔軟な思考力のある頼れる存在。
工場でトラブルが発生し対応に困っている際、西村さんに的確なアドバイスをいただき乗り越えることができました。経験のないトラブルだと、どう対応すべきか悩むことも多々ありますが、西村さんは物事を柔軟に考えて適切に対処していきます。お話ししていると、「その考えがあったか!」と驚かされることばかりです。

千葉工場 醸造部 K.H

仕事がデキル人。
仕事が早い。どんな仕事の依頼にも、当日中には何らかのアウトプットを返してくれる。西村さんならではの視点も追加されており、私の思考の幅と深さを広げることができました。
検討の幅が広い。新しい技術を工場のどこでどのように展開すると効果的か?や、省エネルギーの新しい施策を考えるといった正解のない課題に対しても、自分なりの仮説をもって、理論と現場試験の両面から多角的に検討をすることができていました。
成長が早い。新商品を工場で製造する際に生じた課題に対応する中で、新たな発見をして入社5年目に海外の学会で発表いただきました。

商品・技術イノベーション部 ミニブルワリーグループ I.S

競い合う仲間であり、あこがれの存在。
入社3年目の時に同じ工場の醸造部で勤務することになり、西村さんの働きぶりを目の当たりにした際、そのスピード感、丁寧さ、何より、周囲をワクワクさせるような新しいアイデアを生み出し、楽しそうに業務にあたる姿勢に感銘を受けると共に、同期として刺激を受けました。

静岡工場 醸造部 S.Y

穏やかでスマートな人。
醸造部ろ過のスタッフスタートでしたが、理解力が早く私が休暇の際は心置きなく業務をお任せできました。また、現状で満足する事がなく、常に改善による作業性向上や作業負荷軽減を図っていました。(現場の声を聞いて、現場が作業をしやすいように)。一番は、入社した頃コロナ禍だったため、なかなか一緒に飲むことができなかったが飲むと顔が赤くなる姿を静工から異動前に見れました。

静岡工場 醸造部 M.H