ぐるなび、飲食店や小売店等での利用拡大促進!「全国ジビエフェア」開催
ぐるなびは、農林水産省「令和 7 年度ジビエフェア開催事業」の一環で、飲食店や小売店等での国産の野生鳥獣肉 ( ジビエ ) の利用拡大を促進し、消費者にジビエの魅力を伝え、ジビエをもっと知って・食べてもらうことを目的とした取り組み「全国ジビエフェア」を 2026 年 2 月 28 日まで開催する。
今年は、「この肉、ただの肉じゃない」をコンセプトに、全国 1,448 店 (10 月 22 日時点 ) の飲食店や小売店等が参加。 10 月 31 日時点では、参加店舗数は過去のどの回をも上回る見込みで、より多くの人にジビエの魅力を届ける。また、ユーザー一人ひとりに最適なジビエを提案する「診断コンテンツ」や、多様な楽しみ方を発信する「特集コンテンツ」を新たに公開。さらに、ジビエの安全・安心を支える「全国ジビエ処理加工施設」の取材記事を通して、かかわる人々の想いや品質管理の裏側にあるストーリーを発信し、ジビエへの理解を深める機会を創出する。
野生鳥獣による農作物被害が深刻化しており、背景として野生鳥獣の生息分布域の拡大や、農山漁村における過疎化、高齢化の進展による耕作放棄地の増加などの影響が挙げられる。こうした野生鳥獣による農作物被害は農林漁業者の経営意欲を低下させ、耕作放棄地の増加などの問題をもたらし、さらなる被害を招く悪循環を生じさせると考えられる。一方で、令和 6 年度のジビエ利用量 ( 自家消費を除く ) は 2,678t( 農水省調べ ) に達し、そのうち食肉として販売された数量は 1,724t( 同 ) と、大きく増加している。しかし、国が掲げる令和 11 年度のジビエ利用目標量 4,000 トンの達成に向けては、さらなる需要の開拓や新たな利用機会の創出が求められている。
そこで、今年も「全国ジビエフェア」を通じて、継続的に外食・小売等によるジビエの提供を活性化させることで、消費者におけるジビエの喫食・購入機会を創出していく。また、ジビエを取り扱う飲食店の増加を目的とした、サンプル提供や購入先となるジビエ処理加工施設の情報などを積極的に紹介して、ジビエ利用量拡大につなげていく。
【令和 7 年度「全国ジビエフェア」】
開催期間: 11 月 1 日~ 2026 年 2 月 28 日
内容:「ジビエが食べられるお店、買えるお店」の情報提供
・ジビエを取扱う飲食店等 ( 参加店 ) の情報を特設サイトで紹介
・都道府県等で行われるご当地ジビエフェア情報やイベント情報の発信
HP : https://www.gibier-fair.jp/
記事配信・制作協力/外食ドットビズ
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