日本チェーンストア協会、チェーンストア販売統計_令和7年8月度速報
日本チェーンストア協会は、会員企業 46 社・ 9,401 店を対象にした 2025( 令和 7) 年 8 月度チェーンストア販売統計を発表。食料品は節約志向が続いていることから買上点数の減少傾向が続いているが、店頭価格は上昇しており販売額は伸長した。衣料品、住関品ともに動きが鈍かったが、総販売額は 1 兆 1002 億 669 万円 ( 店舗調整後前年同月比 102.1 % ) と 6 ヶ月連続で前年を上回った。
部門別では、食料品が 7979 億 2230 万円 ( 同 101.5 % ) 、衣料品が 428 億 49 万円 ( 同 98.3 % ) 、日用雑貨品などの住関品が 1931 億 9053 万円 ( 同 99.3 % ) 、サービスが 26 億 9963 万円 ( 同 104.6 % ) 、その他が 635 億 9374 万円 ( 同 125.9 % ) であった。
なお、商品別の食料品関連の動きは以下の通り。
農産品は、なす、ミニトマト、フルーツトマト、さつまいも、枝豆、オクラ、しょうが、カット野菜などの動きはまずまずだったが、じゃがいも、トマト、玉ねぎ、キャベツ、レタス、大根、とうもろこし、ブロッコリーなどの動きは鈍かった。果物では、すいか、桃、ぶどう、バナナ、キウィフルーツ、カットフルーツなどの動きは良かったが、梨、メロンなどの動きは鈍かった。
畜産品は、豚肉、鶏肉の動きは良かったものの、牛肉の動きは鈍かった。鶏卵の動きは良かったが、ハム・ソーセージの動きは鈍かった。
水産品は、刺身、まぐろ、生さんま、生するめいか、あじ、サーモン、生銀鮭、生秋鮭、塩銀鮭、海藻類などはまずまずの動きだったが、たこ、かつお、ぶり、うなぎ、さわら、金目鯛、ほたて、えび、漬魚、貝類、魚卵、ちりめん、しらすなどの動きは鈍かった。
惣菜は、温惣菜は天ぷら、フライ、唐揚げ、焼魚、焼鳥、中華、ピザなどの動きは良かったが、オードブル、スナックの動きは鈍かった。要冷惣菜は、和・洋惣菜共にまずまずの動き、米飯、寿司の動きも良かった。
その他食品は、米、乳製品、乳飲料、冷凍食品、アイスクリーム、菓子パン、涼味麵、らっきょう、納豆、昆布加工品、半生菓子、ビスケット、インスタントコーヒー、キャンディなどの動きは良かったが、水、飲料、ヨーグルト、乳酸菌飲料、乾麺、食パン、レトルト、カップ麺、パスタ、シリアル、練り物、缶詰、食用油、デザート、スナック、米菓、リキュール、ビールなどの動きは鈍かった。
記事配信・制作協力/外食ドットビズ
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