日本フランチャイズチェーン協会、10月度コンビニエンスストア統計調査

日本フランチャイズチェーン協会 (JFA) は、 JFA 正会員コンビニエンスストア本部 7 社 ( セイコーマート / セブン - イレブン･ジャパン / ファミリーマート / ポプラ / ミニストップ / 山崎製パン デイリーヤマザキ事業統括本部 / ローソン ) を対象にした 2025 年 10 月度のコンビニエンスストア統計調査月報を公表した。

10 月は、気温の低下によりカウンター商材、ホット飲料、カップ麺が好調だったことに加え、高付加価値商品の展開をはじめとする販促施策により客単価が伸び、全店･既存店ともに売上高が前年を上回る結果となった。また、おにぎり、菓子、玩具も好調に推移した。

既存店ベースでは、売上高 9832 億 8900 万円 ( 前年同月比 1.1 ％増 ) が 8 ヶ月連続のプラス、来店客数 13 億 3504 万人 ( 同 2.2 ％減 ) が 4 ヶ月連続のマイナス、平均客単価 736.5 円 ( 同 3.3 ％増 ) が 10 ヶ月連続のプラスとなった。

また、全店ベースでは、売上高 1 兆 238 億 6400 万円 ( 同 1.4 ％増 ) が 8 ヶ月連続のプラス、店舗数は 55,962 店舗 ( 同 0.5 ％増 ) 、来店客数 14 億 117 万人 ( 同 1.9 ％減 ) が 3 ヶ月連続のマイナス、平均客単価 730.7 円 ( 同 3.4 ％増 ) が 10 ヶ月連続のプラスとなった。

なお、既存店売上高ベースでの商品構成比および売上高前年同月比は、米飯類などの日配食品 35.8 ％ ( 売上高前年同月比 1.9 ％増 ) 、アルコール飲料など加工食品 27.8 ％ ( 同 0.7 ％増 ) 、雑誌･新聞など非食品 32.0 ％ ( 同 0.6 ％増 ) 、コピー･宅配便などサービス 4.4 ％ ( 同 0.4 ％増 ) であった。
※既存店は調査月において、当月と前年同月でともに営業中の店舗、全店は調査月における営業中の店舗

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