日本チェーンストア協会、チェーンストア販売統計_令和7年10月度速報
日本チェーンストア協会は、会員企業 46 社・ 9,461 店を対象にした 2025( 令和 7) 年 10 月度チェーンストア販売統計を発表。食料品は節約志向が続く中で買上点数の減少傾向が続いているが、店頭価格の上昇により販売額をカバーした。衣料品はまずまずの動き、住関品の動きは鈍かったが、総販売額は 1 兆 335 億 5176 万円 ( 店舗調整後前年同月比 102.0 % ) と 8 ヶ月連続で前年を上回った。
部門別では、食料品が 7341 億 3970 万円 ( 同 101.5 % ) 、衣料品が 478 億 3598 万円 ( 同 100.1 % ) 、日用雑貨品などの住関品が 1986 億 7178 万円 ( 同 98.2 % ) 、サービスが 27 億 8413 万円 ( 同 111.2 % ) 、その他が 501 億 2017 万円 ( 同 131.1 % ) であった。
なお、商品別の食料品関連の動きは以下の通り。
農産品は、じゃがいも、玉ねぎ、トマト、さつまいも、しょうが、カット野菜などの動きはまずまずだったが、キャベツ、きゅうり、レタス、ミニトマト、なす、ブロッコリー、里芋などの動きは鈍かった。果物では、ぶどう、梨、柿、みかん、キウイフルーツ、バナナ、カットフルーツなどの動きは良かったが、りんごなどの動きは鈍かった。
畜産品は、豚肉、鶏肉の動きは良かったものの、牛肉の動きは鈍かった。鶏卵の動きは良かったが、ハム・ソーセージの動きは鈍かった。
水産品は、まぐろ、さんま、いか、あじ、いわし、サーモン、うなぎ、牡蠣、冷凍えび、塩鮭などはまずまずの動きだったが、刺身、ぶり、生かつお、たこ、生秋鮭、生筋子、ホタテ貝柱、貝類、冷凍かに、漬魚、魚卵、ちりめんなどの動きは鈍かった。
惣菜は、温惣菜は揚げ物、天ぷら、オードブル、焼魚、中華、ピザなどはまずまずの動きだった。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともにまずまずの動きだった。米飯の動きは良かったが、寿司の動きは鈍かった。
その他食品は、米、飲料、ヨーグルト、冷凍食品、アイスクリーム、パックライス、麺類、食パン、餅、レトルト、練り製品、納豆、インスタントコーヒー、デザート、和菓子、スナック、ビスケット、チョコレート、グミなどの動きは良かったが、牛乳、乳製品、乳酸菌飲料、シリアル、洋風調味料、食用油、漬物、焼酎、チューハイ、スピリッツなどの動きは鈍かった。
記事配信・制作協力/外食ドットビズ
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