リクルート、外食時の人によるサービスへのこだわり度合いを調査_理由編
リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、飲食店でデジタルツールの活用によるサービスの省力化に関心が集まっている中、消費者側は外食する際にどの程度「人によるサービス」にこだわるかについてアンケート調査を実施した。概要編に引き続き理由編を掲載する。
■「人によるサービス」にこだわる理由「温かみがある」「高級感」「対価を払っている」
「人によるサービス」にこだわる理由を尋ねた。トップ3は、1位「人によるサービスの方が温かみがある」(46.3%)、2位「人によるおもてなしがあることで高級感を味わうことができる」(37.7%)、3位「人のサービスにも対価を払っていると思う」(29.2%)であった。性年代別では20~40代女性で「人によるおもてなしがあることで高級感を味わうことができる」の割合が高く、40~60代女性では「注文内容について詳しく相談したいときがある」の割合が高かった。
■「人によるサービス」にこだわらない理由、「面倒」「仕方がない」「人を介さない方が早い」
「人によるサービス」にこだわらない理由を尋ねた。トップ3は、1位「いちいち人を呼ぶのが面倒であり、気が引けることもある」(42.6%)、2位「人手不足なので仕方がない」(39.0%)、3位「人を介さない方が早いことがある」(38.0%)と、前回調査とは2位と3位が入れ替わった。性年代別では20・30代女性で「いちいち人を呼ぶのが面倒であり、気が引けることもある」「人との関わりやスタッフとの交流は、特に求めない」「ツールを導入するお店が増えており、気にならない」の割合が高く、50・60代女性では「人手不足なので仕方がない」の割合が高かった。また、30・40代女性では「人を介さない方が早いことがある」の割合も高い。
記事配信・制作協力/外食ドットビズ
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