繁盛店の扉 サッポロビール 飲食店サポートサイト

外食トピックス

マイナビ、2026年1月の全国アルバイト・パート平均時給レポートを発表

マイナビは、アルバイト・パート求人情報サイト「マイナビバイト」に掲載された求人広告データを集計した2026年1月度アルバイト・パート平均時給レポートを発表。全国平均時給は、1,310円(前年同月比+40円/増減率+3.1%)であった。
 職種(大分類)別では、1,207円(同+52円/4.5%)だった「飲食・フード」をはじめ、「販売・接客・サービス」が1,207円(同+39円/3.3%)、「レジャー・アミューズメント」が1,222円(同-9円/0.7%)など、全16職種のうち12職種が前年同月比で増加、4職種が減少となった。春の就職・進学・転勤など新生活シーズンを控え、荷物の梱包や発送が増加し、繁忙期を迎える「軽作業」が1,273円(同+54円/4.4%)となり過去最高額を更新。また、成人式(二十歳の集い)や卒業式に向けた需要が高まる「エステ・理美容」も1,185円(同+35円/3.0%)と過去最高額を更新している。
 エリア別平均時給をみると、「関東」1,376円(同+25円/1.9%)、「関西」1,298円(同+40円/3.2%)、「東海」1,264円(同+53円/4.4%)、「北海道・東北」1,196円(同+58円/5.1%)、「甲信越・北陸」1,232円(同+66円/5.7%)、「中国・四国」1,240円(同+112円/9.9%)、「九州・沖縄」1,221円(同+86円/7.6%)と全7エリアで前年同月を上回ったが、エリア別でもっとも平均時給が高い「関東」ともっとも低い「北海道・東北」では180円の差があり、地域差は依然として課題として残る。
 なお、各エリアの「飲食・フード」の平均時給は、「関東」が1,269円(前年同月比+4.1%)、「関西」が1,352円(同+3.8%)、「東海」が1,184円(同+3.8%)、「北海道・東北」が1,116円(同+5.3%)、「甲信越・北陸」が1,149円(同+4.6%)、「中国・四国」が1,133円(同+6.0%)、「九州・沖縄」が1,120円(同+5.1%)であった。
■都道府県TOPIC…米国メディアで26年行くべき旅行先に選出された長崎県・沖縄県に着目
 長崎県の1月の平均時給は1,236円となり、前年同月比では127円増加した。旅行客増加の影響が出やすい「飲食・フード」の平均時給は1,113円(前年同月比74円)、「販売・接客・サービス」(同40円)は1,075円となった。また、沖縄県の1月の平均時給は1,166円(同99円増)だった。「飲食・フード」の平均時給は1,083円(同53円増)、「販売・接客・サービス」は1,116円(同72円増)となった。
■昨年10月に最高額更新も、年末年始の繁忙期を終えたことで、時給の上昇は一旦落ち着きをみせる
 同社キャリアリサーチラボ研究員の嘉嶋麻友美氏は、『2026年1月の平均時給は1,310円となりました。最低賃金改定に伴い前年10月に最高額を更新しましたが、年末年始の繁忙期を終えたことで、時給の上昇は一旦落ち着きをみせています。一方で、「軽作業」は調査開始以降、最高額を更新しました。4月は就職・進学・転勤などで新生活を始める人が多い時期であり、その前後は引っ越しや生活用品の購入に伴う荷物の梱包・搬入、発送需要の高まりが見込まれます。こうした春の季節要因を見据え、企業が早期に人材確保を進めていることが、すでに時給動向にも表れ始めていると考えられます。また、平均時給の上昇に影響する非正規春闘では、10%以上の賃上げや、賃上げを理由としたシフトカット回避を求める動きが強まっています。こうした動きが、アルバイト雇用の処遇や採用方針にどのように影響し、今後の平均時給に反映されていくのか、引き続き注視していきます。』とコメントした。

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

過去の記事はこちら