繁盛店の扉 サッポロビール 飲食店サポートサイト

外食トピックス

ホットペッパーグルメ外食総研、今年度の忘年会・新年会の動向_概要編

リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、三大都市圏の20~69歳男女を対象に、今年度(2025年12月~2026年1月)の忘年会・新年会についての消費者アンケートを実施した。外食ドットビズでは、概要編と詳細編の2回に分けて掲載する。
■今年度の忘・新年会への参加回数は昨年度より増加見込みの人が9.2%
 今年度(2025年12月~2026年1月)の忘・新年会への参加回数の見込みは、3圏域計で「昨年度と変わらない」との回答が86.8%、“増加派”(「昨年度より大きく増えそう」1.4%+「昨年度よりやや増えそう」7.8%)は計9.2%(前年同調査では12.7%)、“減少派”(「昨年度より大きく減りそう」1.3%+「昨年度よりやや減りそう」2.7%)は計4.0%(同3.2%)で、増加派が減少派を上回った。増加派の割合は前年に比べ減少したものの、減少派の割合を上回ることから、引き続き回復傾向となりそうだ。性年代別では、20代男性は増加派が19.7%と最も割合が高く、一方で60代男性は減少派が6.8%と最も割合が高かった。また、平均参加回数(実績)は、忘年会(2023年度0.59回→2024年度0.63回)、新年会(2023年度0.31回→2024年度0.34回)ともに増加傾向であり、この点からも今年度も回復が見込まれる。
■外食での開催“増加派”が8.7%で“減少派”3.6%を上回り、回復傾向が続きそう
 今年度の忘・新年会への参加回数見込みについて、外食で行う場合とオンライン開催で行う場合の参加方法別に集計した。「外食」では、“増加派”は計8.7%、“減少派”は計3.6%と、増加派が減少派を上回った。忘・新年会全体と同様に、伸び率は鈍化しているものの、今年度も増加派が減少派を上回ることから、外食での忘・新年会も回復傾向となるだろう。一方、「オンライン開催」についても、増加派が減少派をやや上回っており、昨今の宴会スタイルとしてある程度定着したことを示唆している。

【調査概要】
調査方法:三大都市圏における外食市場調査の中で、昨シーズンの忘・新年会についての実績や今シーズンの意向などを聴取
調査対象:首都圏・関西圏・東海圏に住む20~69歳の男女(マクロミルの登録モニター)
本調査期間:10月31日~11月10日
有効回答数:7,790(首都圏4,028・関西圏2,075・東海圏1,687)件

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

過去の記事はこちら