デリッシュキッチン、来年の食トレンド予測と今年の食トレンドランキング
エブリーが運営する日本最大級のレシピ動画メディア「デリッシュキッチン」は、ユーザーのレシピ検索傾向や公式 SNS のヒット投稿傾向などを徹底分析し、「 2026 年 食トレンド予測」と「 2025 年 食トレンドランキング」 TOP5 を発表した。
「 2026 年 食トレンド予測」として、「 AI フード」「ネオこんにゃくレシピ」「指定野菜 ブロッコリー」の 3 つを選出。
「 AI フード」は、まるで AI が作り出したような今までにない見た目の食べ物。例えば、生成 AI が作り出したような無色透明なプリンや、 AI が生成したような美しさを再現した宝石のようにキラキラ輝くドリーミーなレインボーゼリーをはじめとした AI スイーツなどの「 AI フード」が注目を浴びそう。また、長引く物価高の影響により、安価な節約食材への注目が続いている。その中で、“こんにゃく”はその価格の安さに加え、低カロリーであることから健康志向の人にも支持され、さらなる進化を遂げると予測される。「ネオこんにゃくレシピ」の一つ「こんにゃく串」が公式 YouTube で 1100 万回再生超えのヒットを記録。鶏皮串のような見た目と食感が人気を博し、過去最大の再生回数となった。その他にも、ねぎ塩だれと一緒に食べると牛タンのようにも感じる「冷凍こんにゃくで牛タン風」、こんにゃくを唐揚げにしたヘルシーな「こんにゃくの唐揚げ」など、 2026 年もさらなるポテンシャルを発揮するレシピが発案され、人気を博すと予測される。そして、 2026 年に半世紀ぶり 15 番目の指定野菜となる「ブロッコリー」は、たんぱく質やビタミン B 群、鉄分など、筋肉づくりに効果的な栄養素をもち、体づくりをしている人からの需要の高い野菜。また、多様な料理に合うことや、彩りを与えてくれるなど、使いやすさという観点からも人気を博している。今後は、市場に安定的に供給されやすくなり、価格が落ち着くことも期待されるとともに、その栄養価や汎用性の高さから、ブロッコリーを主役にした新しい食べ方も広がりを見せると予測される。
「 2025 年 食トレンドランキング」 TOP5 は、「パックのまま調理」「皮リメイク」「魔法の唐揚げ」「コンロキャンセルレシピ」「備蓄米レシピ」。
1 位「パックのまま調理」は、食材が入ったパックをそのまま使って調理すること。時短になるだけでなく、手が汚れず、洗い物も少なく済む点が高い人気要因となっている。公式 Instagram では「パックのまま油淋豚」が約 360 万回再生、「パックのままズボラ焼き」が約 510 万回再生の大ヒットコンテンツとなった。 2 位は、餃子の皮やライスペーパーなど、余りがちな皮を有効活用する「皮リメイク」。具材や餡との分量の兼ね合いから、中途半端に余ってしまうことが多かった皮を、手軽にアレンジして消費できるレシピが、特に SNS で大きな話題を呼んだ。デリッシュキッチンでは、今年検索が急上昇したレシピとして「バリバリソーセージ」が上位に。また、ライスペーパーを使った「ライスペーパーソーセージ」は公式 YouTube チャンネルで約 250 万回再生と大ヒットを記録した。 3 位は、通常行う衣漬けの工程を省略し、衣を肉につけずに油に直接投入するという斬新な調理法が注目を集めた「魔法の唐揚げ」。この手法は、時短や洗い物の削減を同時に叶えるレシピとして人気を博した。公式 Instagram では累計 350 万回再生を記録した。 4 位は、コンロ ( 火 ) を使わずに調理する「コンロキャンセルレシピ」。今年の記録的な猛暑により、「暑くて火を使うのがつらい」という夏の調理の悩みが深刻化。その結果、炊飯器や電子レンジのみで調理が完結するレシピが日常で重宝されるように。今年 8 月の「電子レンジ / レンジ」の検索ボリュームが 3 年前と比較して約 1.3 倍に増加。また、家賃高騰を背景としたコンロなしの狭小キッチンの登場や、「コンロキャンセル界隈」という言葉の誕生も、このトレンドを後押しする結果となった。そして、 5 位には「備蓄米レシピ」がランクイン。今年は米不足に伴う価格高騰が大きな社会問題となった。市場に出回った備蓄米について、香りや味に懸念を持つ声がある中、備蓄米をより美味しく食べるためのレシピを考案。特に「麦茶で五目炊き込みご飯」や「中華おこわ風炊き込みご飯」といったレシピは、備蓄米でも美味しく調理できるアレンジとして注目を集めた。
記事配信・制作協力/外食ドットビズ
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