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外食トピックス

ホットペッパーグルメ外食総研、会社・仕事関係の忘年会_参加意向編

リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、外食のプロフェッショナルを集め、外食トレンドを発表するための「トレンド座談会」を開催しているが、今回は「忘年会」についてアンケート調査を実施した結果をレポートした。外食ドットビズでは、まず「参加意向」編を掲載する。
■「会社・仕事関係の忘年会」に「参加したい・計」は36.9%、若手の方が参加意欲が高い傾向
 「会社・仕事関係の忘年会」について、全体の参加意欲(「参加したい」12.2%と「どちらかというと参加したい」24.7%を合わせた「参加したい・計」)は36.9%であった。また、各年代の参加意欲は、30代が43.0%で最も高く、20代が41.8%で続いた。最も低いのは50代の31.8%で、次いで60代が32.0%、40代が37.1%で続いており、若い世代の方が会社・仕事関係の忘年会への参加意欲が高いことがわかった。
■会社・仕事関係の忘年会で行きたいお店は居酒屋のほか和食、中華、喫茶店・カフェも
 会社・仕事関係の忘年会で行きたいのはどんなお店かという質問で、0次会~3次会までの回答で多かったものTOP5を見てみると、0次会~2次会は全て「居酒屋」が1位で、特に1次会では56.2%と過半数が支持する結果になった。3次会では「カラオケ」(31.0%)が1位で、飲み会の〆をイメージしてか「ラーメン・そば・うどん等の専業店」(23.7%)が2位になった。
 「和食料理店(寿司・割烹など)」は0次会・1次会の両方で2位になり、人気が高いことがわかる。また、「中華料理店(餃子酒場なども含む)」も1次会で3位(19.2%)に入るなど、中華料理店での忘年会も一定の支持層がいることがわかった。「喫茶店・カフェ」は0次会で3位(19.1%)、2次会で5位(14.4%)に入っており、短時間での利用やクールダウンに使いたいと考えている層がいそうだ。
※提示した選択肢:居酒屋/バー・バル・ワインバー・ビアホール・パブ/カラオケ/スナック・ナイトクラブ・キャバレー/和食料理店(寿司・割烹など)/中華料理店(餃子酒場なども含む)/レストラン・食堂・ダイニング・洋食店/フレンチ/イタリアン料理店/アジアン料理店/焼肉・ステーキ・ハンバーグ等の専業店/お好み焼き/鉄板焼き等の専業店/すき焼き・しゃぶしゃぶ等の専業店/鍋料理店(おでん含む、すき焼き・しゃぶしゃぶを除く)/ファミリーレストラン・回転寿司/ラーメン・そば・うどん等の専業店/ファストフード(ハンバーガー・サンドイッチ等)/喫茶店・カフェ/ホテルや各種会場/この会には行きたくない・あてはまるものはない
■会社・仕事関係の忘年会の参加意欲は約3人に1人も、若手の方が意欲が高い傾向
 「ホットペッパーグルメ外食総研」所長の田中直樹氏は、『室町時代や明治時代から始まったという説もある「忘年会」文化。令和の現代ではどんな形の忘年会が求められているのか、調査してみました。会社・仕事関係の忘年会について、「参加したい・計」は36.9%と約3分の1という結果に。ただ、年長者よりも若手の方が参加意欲が高い傾向が見て取れ、こういった場を求める人がいることは確かです。また、友人知人との忘年会について「参加したい・計」は74.6%と高く、年末に友人と食事に行きたいと考えている人は多そうです。会社・仕事関係の忘年会で行きたいお店は0次会~2次会まで全て居酒屋が1位と人気の強さを見せました。』と解説した

【アンケート調査概要】
調査期間:10月31日~11月1日
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:全国20代~60代男女(マクロミルの登録モニター)
有効回答数:1,035件(男性517件、女性518件)

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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