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日本の食文化を後世に遺す「今年の一皿」、2025年は「お米グルメ」に決定

ぐるなびは、今年の日本の世相を反映し象徴する食として、 2025 年「今年の一皿」に「お米グルメ」を発表した。「今年の一皿」は、優れた日本の食文化を人々の記憶にとどめ、より豊かな食の未来の進化、発展につなげるために 2014 年に開始し、今回で 12 回目となる。

2025 年「今年の一皿」では、同社が保有するビッグデータから、検索数や上昇率などの一定条件を満たしたワードを調査。それらを選択肢として、ぐるなび会員を対象にアンケートを実施し、 30 ワードを抽出。さらにメディア関係者※による審査の得票数を加味し、 4 つのノミネートワードを選定。その中から、①その年に流行または話題になったこと、②その年の社会の動きと関係が深く世相を反映していること、③食文化の記録として後世に受け継ぐ価値があること、の 3 つの条件を満たしていることを「今年の一皿」実行委員会にて確認して承認・決定した。

「お米グルメ」の選定理由は、「猛暑による不作や価格高騰により、米の安定供給への関心が高まり、食料安全保障の観点からも日本人の主食である米の存在感が改めて認識された」「玄米や雑穀米などの健康米市場が拡大。備蓄米を美味しく食べる調理の工夫や高温耐性米が注目されるなど、米の新たな価値観が広がった」「米の流通経路が多様化したほか、米粉、酒、長粒米など活用法も広がり、外食においても様々な米の楽しみ方の提案が加速している」などとしている。

また、準大賞には、「海外の健康志向や日本食への関心の高まりを背景に、日本の『 Matcha 』が世界に発信され、 2025 年のインバウンド消費を牽引した」「緑茶の輸出額が過去最高額を記録し、加工用と飲用問わず、抹茶の品質価値が国内外で再認識された」「急激な需要の増加により、抹茶の原料である『てん茶』の不足を招き、次世代へつなぐための持続可能性の追求がより一層活発化した」などの理由により「抹茶」が選定された。

その他、ノミネートは、健康志向の高まりを背景に、野菜やたんぱく質を手軽に摂取でき、多種多様な食材や辛さ、量を選ぶことができるカスタマイズ性が、ウェルパを重視する若年層を中心に人気が高まっている「麻辣湯」と、これまで各地域で愛されてきた味が、飲食店を通して都市部へ進出し、地方への興味喚起とメディアでの話題化により、市場が全国的に活性化した「ご当地うどん」であった。
※審査協力 (65 社 /85 媒体 /111 名 ) :静岡新聞、日刊ゲンダイ、デイリースポーツ、テレビ朝日、福島放送、テレビ新潟放送網、京都放送、広島ホームテレビ、中国放送、 愛媛朝日テレビ、あいテレビ、テレビ愛媛、九州朝日放送、財界、日経ビジネス、近代食堂、月刊飲食店経営、日本外食新聞、食料醸 界新聞、水産界、マイナビニュース、マイライフニュース、フードボイス、外食ドットビズ、日経BP Insight 、学生新聞オンライン、 元気ママ応援プロジェクト、Tokyofrontline 、ABC リブラ、小学館、エフビー、Donuts 、フリーランス、グルメジャーナリストほか ( 記載順は日本パブリックリレーションズ協会「広報マスコミハンドブック PR 手帳 2024 」参考 )
「今年の一皿」: http://gri.gnavi.co.jp/dishoftheyear/

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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