ポッカサッポロ、｢夜食｣の喫食実態について調査を実施

ポッカサッポロフード＆ビバレッジは、 1 ヶ月に 1 回程度以上夜食を食べる全国の 20 ～ 59 歳の男女 800 人を対象に、｢夜食｣の喫食実態について調査をした。

まず、 3,827 名に対する事前調査で、自宅で夜食を食べる頻度を聞いたところ、｢夜食を食べている｣と 56.6 ％ (n=800) の人が回答。その中で｢ほぼ毎日｣と回答した人が最も多く 15.8 ％であった。

以下、 1 ヶ月に 1 回程度以上自宅で夜食を食べると回答した 800 名に対し調査を行った。
■夜食でよく食べるものトップ 3 は｢お菓子｣｢麺類｣｢スープ類｣

自宅で夜食としてよく食べるものを聞いたところ、第 1 位｢お菓子｣ (51.1 ％ ) 、以下、｢麺類｣ (34.4 ％ ) 、｢スープ類｣ (31.4 ％ ) の順となった。年代で比較をすると、 20 代と 40 代は第 2 位に｢スープ類｣がランクインしていた。

また、夜食を食べたくなるシーン･タイミングは、｢夕飯が少なかった･夕飯を食べなかったとき｣ (42.8 ％ ) 、｢夜遅く帰ってきたとき ( 飲み会･残業以外 ) ｣ (27.6 ％ ) 、｢飲み会から帰ってきたとき｣ (24.4 ％ ) 、｢趣味や娯楽で遅くなったとき｣ (21.4 ％ ) 、｢残業から帰ってきたとき｣ (19.0 ％ ) の順であった。
■冬に食べたくなる夜食は｢スープ類｣｢麺類｣｢中華まん｣

｢ 1 年を通じて夜食をよく食べる｣ (n=422) という人以外に、 1 年で最も夜食を食べる季節を聞いたところ、最も多かったのが｢冬｣ (46.9 ％ ) であった。また、｢冬｣と回答した人 (n=198) に｢冬に食べたくなる夜食｣を聞いたところ、ダントツで 1 位が｢スープ類｣ (62.1 ％ ) で、以下、｢麺類｣ (39.4 ％ ) 、｢中華まん｣ (27.3 ％ ) の順となった。ちなみに、夏に一番食べられる夜食は｢アイス｣だった。
■罪悪感をおぼえない夜食は｢スープ類｣｢お茶漬け｣｢麺類｣

自宅で食べる夜食に対して、罪悪感をおぼえたことがあるか聞いたところ、 57.1 ％の人が｢罪悪感をおぼえたことがある｣ ( ある 20.5 ％、ややある 36.6 ％ ) と回答。特に 20 代は 61.0 ％ ( ある 24.5 ％、ややある 36.5 ％ ) と多く、年代が若いほど、夜食に対し罪悪感をおぼえたことがあるよう。

一方、食べても罪悪感が少ないと感じる夜食は、過半数が｢スープ類｣ (52.1 ％ ) と回答。中でも女性は 61.0% がスープ類に罪悪感が少ないと感じていた。 2 位の｢お茶漬け｣ (14.5 ％ ) と比較し 37.6 ポイントの差をつける結果となった。 1 年で最も夜食を食べる｢冬｣に｢カロリーを摂りすぎてしまう｣、｢食べ過ぎてしまう｣など悩んでいる人は｢スープ類｣を夜食にするのもよいかもしれない。
■寒い季節に食べるとからだと心があたたまるのは｢スープ類｣

最後に、寒い季節に食べるとからだと心があたたまると思う夜食を聞いたところ、｢からだがあたたまる夜食｣、｢心があたたまる夜食｣ともに、｢スープ類｣が第 1 位となった。

また、寒い季節に食べて心があたたまった夜食のエピソードを聞いたところ、｢寒い日に仕事から帰ってきて、温かいスープを母親に出してもらった｣、｢友達の家に泊まりに行ったときに、深夜まで温かいスープを飲みながら一緒に語り合った｣、｢夜勤をしていた頃、忙しい中毎回のように同僚とカップ入りスープを飲みながら働いた。 時間をかけず手軽に取れ、ほっと一息つくことも出来て忙しすぎてすさむ心の安らぐ一時だった｣などのエピソードが多く集った。冬の長い夜にじっくりコツコツ自分時間を楽しむ人も、受験勉強に勤しむ人も、寒い夜には、スープでからだと心をあたためてみてはいかが？

【調査概要】
調査実施期間： 2018 年 11 月 30 日～ 12 月 3 日
調査主体：ポッカサッポロフード＆ビバレッジ
調査方法：インターネット調査
調査地域：全国
調査対象： 20 ～ 59 歳の男女 800 名 ( 各性年代 100 名ずつ )
※夜食とは、夜遅い時間に小腹を満たすものを指す

記事配信／外食ドットビズ(2019/01/31)
制作協力／外食ドットビズ