11月のコンビニ売上高、既存店ベースでは2ヶ月ぶりに前年を上回る

日本フランチャイズチェーン協会 (JFA) は、 JFA 正会員コンビニエンスストア本部 7 社を対象にした 2018 年 11 月度のコンビニエンスストア統計調査月報を公表。 11 月は、全国的に降水量が少なく平均気温が高かったことから行楽需要等を受け、カウンター商材や弁当･おにぎり･麺類等の中食が好調に推移したことから、全店･既存店ともに売上高が前年を上回る結果となった。

既存店ベースでは、売上高 7993 億 3700 万円 ( 前年同月比 0.6 ％増 ) が 2 ヶ月ぶりのプラス、来店客数 13 億 1122 万人 ( 同 0.5 ％減 ) が 2 ヶ月ぶりのマイナス、平均客単価 610 円 ( 同 1.1 ％増 ) は 2 ヶ月ぶりのプラスとなった。

また、全店ベースでは、売上高 8910 億 7900 万円 ( 同 2.5 ％増 ) が 69 ヶ月連続のプラス、店舗数は 55,695 店舗 ( 同 1.0 ％増 ) 、来店客数 14 億 4144 万人 ( 同 1.6 ％増 ) が 2 ヶ月連続のプラス、平均客単価 618 円 ( 同 0.8 ％増 ) が 2 ヶ月ぶりのプラスであった。

なお、既存店ベースでの商品構成比および売上高前年同月比は、米飯類などの日配食品 37.0 ％ ( 売上高前年同月比 1.2 ％増 ) 、アルコール飲料など加工食品 27.2 ％ ( 同 0.8 ％減 ) 、雑誌･新聞など非食品 30.4 ％ ( 同 0.1 ％減 ) 、コピー･宅配便などサービス 5.4 ％ ( 同 7.7 ％増 ) であった。

記事配信／外食ドットビズ(2018/12/21)
制作協力／外食ドットビズ