日欧EPA発効と普段のワイン飲用に関するアンケート調査結果②
日本と欧州連合 (EU) が大枠合意した日欧経済連携協定 ( 日欧 EPA) で、欧州産ワインの関税は 2019 年にも撤廃されることが発表され、 12 月 12 日の欧州議会で承認された。サッポロビールは、同社 Web サイトで 20 歳以上の男女 13,091 人に、この日欧 EPA 発効と普段のワイン飲用に関するアンケート調査を実施。第 2 回は、普段のワイン飲用傾向に関する調査に関して掲載する。
■普段よく飲むワインのタイプは赤ワインがトップで 67 %、 2 位白ワインは 44 %
普段、好んでよく飲む ( よく購入する ) ワインのタイプは何かとの質問に対して、「赤ワイン」 (67 % ) 、「白ワイン」 (44 % ) 、「スパークリングワイン ( シャンパーニュ含む ) 」 (32 % ) 、「ロゼワイン」 (12 % ) 、「ワインは飲まない ( 買わない ) 」 (4 % ) 、「フルーツワイン」 (4 % ) であった。「赤ワイン」が最も高い人気だったが、「白ワイン」や「スパークリングワイン」の愛飲者も多いことがわかった。
■普段よく購入する輸入ワインの価格帯は 800 円~ 1,400 円未満で全体の約 6 割を占める
普段、よく購入する輸入ワイン ( 赤・白 ) の価格 ( 税抜・ 750ml あたり ) 帯に対する質問に対し、「 1,000 円~ 1,400 円未満」 (30 % ) 、「 800 円~ 1,000 円未満」 (29 % ) 、「 1,400 円~ 2,000 円未満」 (19 % ) 、「 600 円~ 800 円未満」 (17 % ) 、「 600 円未満」 (11 % ) などと、普段よく購入する価格帯は 800 円~ 1,400 円未満で全体の約 6 割を占めていた。
■ 72 %の人が最近 1 年で欧州産ワインを購入・飲用している。
最近 1 年、どの欧州ワインを購入して飲んだことがあるかとの質問に対し、「フランス」 (43 % ) 、「イタリア」 (32 % ) 、「欧州ワインを購入して飲んでいない」 (28 % ) 、「スペイン」 (26 % ) 、「ドイツ」 (14 % ) などだった。ここ 1 年で 72 %もの人が欧州ワインを飲んでいるとのことから、欧州ワインが定着していることが伺えた。
本調査結果を受け、サッポロビール ワイン事業部グループリーダーの小林隆太氏は『日欧 EPA の発効を契機に、ワインに注目が集まることで、興味を持たれる方、商品を手に取ってくださる方が増えれば、日本のワインの市場拡大に繋がると思われます。ワインを販売する当社は、これを需要喚起の絶好に機会と捉え、ワインのある生活の楽しさを積極的に提案していきます。』とコメントした。
【調査概要】
回答数: 13,091 名
男女比:男性 44.2 %、女性 55.8 %
調査期間: 9 月 10 日~ 9 月 17 日
集計方法:サッポロビール web サイトでのアンケート調査
記事配信/外食ドットビズ(2018/12/18)
制作協力/外食ドットビズ