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外食トピックス

サッポロビール、「グランポレール北海道北斗ヴィンヤード」を開園

サッポロビールは、良質な原料ぶどうの確保と、日本ワイン「グランポレール」のさらなるブランド力向上のため、今年 6 月に北海道北斗市にて「グランポレール北海道北斗ヴィンヤード」を開園する。

「グランポレール北海道北斗ヴィンヤード」は、 25.4ha に及ぶ広大な土地を今年中に整地し、来年、第一期の苗の植え付けを開始、 2021 年に最初の収穫を迎える予定。 2022 年にはファーストヴィンテージとして、収穫されたぶどうから醸造したワインを発売することを目指している。

今回、この地にグランポレール専用のヴィンヤードを開園するのは、降雨量・土壌などの諸条件が高級ワイン用ぶどうの生育に最適であったこと、栽培作業の効率化が可能な広大な土地であったこと、栽培の担い手となる労働力の確保が比較的容易であったことが挙げられる。また、同社の創業の地として特別な縁がある北海道であること、中でも北斗市の全面的なバックアップを得られたことも理由の一つという。

ワインはぶどう産地の風土を映し出すと言われるほど、どんな土地のどのような環境で育ったかで、その味わいに違いが出る。「グランポレール北海道北斗ヴィンヤード」でも、メルローやシャルドネなどの品種を中心に栽培し、同一品種による北海道と長野の自社ヴィンヤードの違いを表現することや、今まで自社ヴィンヤードでは栽培していない新たな品種にも挑戦することで、日本ワインの可能性を広げていきたいとしている。

今回の「グランポレール北海道北斗ヴィンヤード」開園により、同社の自社畑の面積は、既存の安曇野池田ヴィンヤード (12.6ha) 、長野古里ぶどう園 (3ha) と併せ、合計 41ha になる。同社では、今後ますます伸長する日本ワインの需要に対応し、 2026 年にグランポレールの販売量を現在の約 3 倍にあたる 10 万ケースに引き上げたいとしている。また、これからも新たなチャレンジをしながら、より多くの人に日本ワインを楽しんでもらえるような取り組みをしていくとともに、世界に誇れるワインづくりをしていきたいとする。

記事配信/外食ドットビズ(2018/04/26)
制作協力/外食ドットビズ

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