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外食トピックス

3月のスーパー売上高、既存店ベースでは4ヶ月ぶりに前年を下回る

日本チェーンストア協会は、会員企業 56 社・ 10,045 店舗を対象にした平成 30 年 3 月度チェーンストア販売統計を発表。食料品は農産品、畜産品が好調、お花見需要もあり惣菜も堅調に推移したが、衣料品、住関品ともに苦戦したこともあり、総販売額は 1 兆 607 億 1421 万円 ( 店舗調整後前年同月比 99.9 % ) と、 4 ヶ月ぶりにマイナスとなった。

部門別では、食料品が 6938 億 3575 万円 ( 店舗調整後前年同月比 100.2 % ) 、衣料品が 905 億 8442 万円 ( 同 97.0 % ) 、日用雑貨品などの住関品が 2035 億 1786 万円 ( 同 98.2 % ) 、サービスが 27 億 2027 万円 ( 同 96.2 % ) 、その他が 700 億 5591 万円 ( 同 106.2 % ) であった。

なお、商品別の食料品関連の動きは以下の通り。

農産品は、白菜、キャベツ、大根、レタス、カリフラワー、トマト、ほうれん草、ブロッコリー、たけのこ、カット野菜などは好調だったが、じゃがいも、たまねぎ、人参、パプリカなどの動きは鈍かった。果物では、バナナ、いちご、輸入ぶどう、パイナップル、カットフルーツなどは好調だったものの、みかん、りんご、グレープフルーツなどは不調だった。

畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉ともに好調、鶏卵、ハム・ソーセージもまずまずの動きだった。

水産品は、刺身一点盛り、うなぎ、塩鮭、海藻類などの動きは良かったものの、まぐろ、たこ、あじ、さば、魚卵などの動きは鈍かった。

惣菜は、温惣菜では揚げ物、スナック類、焼き鳥などが好調だった。要冷惣菜は和・洋惣菜ともに好調、弁当、寿司の動きも良かった。

その他食品は、飲料、米、冷凍食品、納豆、漬物などの動きは良かったが、ヨーグルト、練り製品、こんにゃく、豆腐、調味料、カレー類、和・洋菓子などの動きは鈍かった。

記事配信/外食ドットビズ(2018/04/25)
制作協力/外食ドットビズ

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