3月のコンビニ売上高、既存店ベースでは3ヶ月連続で前年を上回る

日本フランチャイズチェーン協会 (JFA) は、 JFA 正会員コンビニエンスストア本部 7 社を対象にした 2018 年 3 月度のコンビニエンスストア統計調査月報を公表した。

3 月は、降水量が多かったものの、全国的に平均気温が高く、月の後半に好天に恵まれたことから、花見等の行楽需要を受け、カウンター商材や調理麺･惣菜等の中食、飲料、アイスクリーム等が好調に推移したことにより、全店･既存店とも売上高は前年を上回る結果となった。

既存店ベースでは、売上高 8026 億 7300 万円 ( 前年同月比 1.3 ％増 ) が 3 ヶ月連続のプラス、来店客数 12 億 9006 万人 ( 同 0.6 ％減 ) が 25 ヶ月連続のマイナスになり、平均客単価 622 円 ( 同 1.9 ％増 ) は 36 ヶ月連続のプラスとなった。

また、全店ベースでは、売上高 9138 億 7900 万円 ( 同 3.6 ％増 ) が 61 ヶ月連続のプラス、店舗数は 55,404 店舗 ( 同 1.7 ％増 ) 、来店客数 14 億 4686 万人 ( 同 1.6 ％増 ) が 5 ヶ月連続のプラス、平均客単価 632 円 ( 同 2.0 ％増 ) が 9 ヶ月連続のプラスであった。

なお、既存店ベースでの商品構成比および売上高前年同月比は、米飯類などの日配食品 37.0 ％ ( 売上高前年同月比 1.0 ％増 ) 、アルコール飲料など加工食品 27.3 ％ ( 同 1.6 ％増 ) 、雑誌･新聞など非食品 30.1 ％ ( 同 0.6 ％増 ) 、コピー･宅配便などサービス 5.6 ％ ( 同 5.7 ％増 ) であった。

記事配信／外食ドットビズ(2018/04/23)
制作協力／外食ドットビズ