日本チェーンストア協会、チェーンストア販売統計_令和7年7月度速報
日本チェーンストア協会は、会員企業 46 社・ 9,360 店を対象にした 2025( 令和 7) 年 7 月度チェーンストア販売統計を発表。食料品は、節約志向が続いている中、買上点数は減少傾向にあるが、値上げなどにより店頭価格は上昇しており販売額は伸長した。衣料品、住関品ともに動きが鈍かったが、総販売額は 1 兆 774 億 503 万円 ( 店舗調整後前年同月比 103.1 % ) と 5 ヶ月連続で前年を上回った。
部門別では、食料品が 7545 億 5856 万円 ( 同 103.6 % ) 、衣料品が 499 億 1492 万円 ( 同 97.2 % ) 、日用雑貨品などの住関品が 2087 億 1959 万円 ( 同 98.6 % ) 、サービスが 26 億 8346 万円 ( 同 104.6 % ) 、その他が 615 億 2850 万円 ( 同 119.0 % ) であった。
なお、商品別の食料品関連の動きは以下の通り。
農産品は、きゅうり、ピーマン、トマト、とうもろこし、枝豆、きのこ類、カットサラダなどの動きはまずまずだったが、キャベツ、じゃがいも、玉ねぎ、人参、ミニトマト、オクラなどの動きは鈍かった。果物では、すいか、キウィフルーツ、アメリカンチェリー、アボカド、カットフルーツなどの動きは良かったが、梨、桃、ぶどうなどの動きは鈍かった。
畜産品は、豚肉、鶏肉の動きは良かったものの、牛肉の動きは鈍かった。鶏卵、ハム・ソーセージの動きは良かった。
水産品は、刺身、まぐろ、いか、あじ、サーモン、生銀鮭、塩鮭、冷凍かに、干物、海藻類などはまずまずの動きだったが、たこ、ぶり、かつお、さば、さわら、金目鯛、切身、しらす・ちりめん、貝類などの動きは鈍かった。
惣菜は、温惣菜は天ぷら、フライ、唐揚げ、焼鳥、焼魚、煮物、中華、ピザなどの動きは良かった。要冷惣菜は、和・洋惣菜共に動きは良く、米飯、寿司の動きも良かった。
その他食品は、米、飲料、ヨーグルト、アイスクリーム、冷凍食品、パン類、パスタ、涼味麺、乾麺、レトルト、納豆、こんにゃく、ふりかけ、和洋菓子、ビスケット、スナック、インスタントコーヒー、チューハイなどは好調だったが、牛乳、乳酸菌飲料、機能性飲料、インスタントラーメン、豆腐、缶詰、スープ、食用油、めんつゆ、マヨネーズ、ドレッシング、砂糖、チョコレート、米菓、焼酎などの動きは鈍かった。
記事配信・制作協力/外食ドットビズ
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