日本ミシュランタイヤ、東海3県を対象とした初のミシュランガイド登場
日本ミシュランタイヤは、愛知・岐阜・三重の 3 県全域を対象に厳選した飲食店・レストラン、宿泊施設を紹介する「ミシュランガイド愛知・岐阜・三重 2019 特別版」を来春に発行すると発表した。国内で発行するミシュランガイドのセレクションに東海地方のエリアが初めて加わり、愛知、岐阜、三重の各県は 20 、 21 、 22 エリア目になる。
ミシュランガイドは、厳選した飲食店・レストラン、宿泊施設を紹介するガイドブックとして 100 年以上の歴史を持ち、現在世界 29 ヶ国をカバーしている。国内では、 2007 年にアジア初となる「ミシュランガイド東京 2008 」を、 2009 年には「ミシュランガイド京都・大阪 2010 」を発行し、この2冊は毎年更新している。また、「ミシュランガイド北海道 2012 特別版」 (2012 年発行 ) を皮切りに各地の特別版を発行しており、今年は愛媛、大分、熊本、鳥取の各県が新たなエリアとして追加された。
愛知県は、国内有数の経済都市・名古屋を擁す一方、伊勢湾や三河湾、濃尾平野をはじめとした豊かな自然に育まれた海産物や農作物のほか、八丁味噌、車エビや名古屋コーチンも有名。岐阜県は、古き良き日本の歴史と文化が息づく白川郷や飛騨高山が国内のみならず海外からの観光客にも人気で、飛騨牛、富有柿や鮎などの産地として知られている。三重県は、伊勢志摩など美しい自然風景に出会える観光地があり、松阪牛、伊勢エビ、アワビや蛤など、シェフ・料理人が腕を振るうにふさわしい食材にあふれている。 3 県それぞれの地域の魅力を体験できる飲食店・レストラン、宿泊施設について、専門知識を持つミシュランガイドの調査員たちが現在調査を進めているという。
なお、同社代表取締役社長のポール・ペリニオ氏は、『愛知、岐阜、三重の 3 県をミシュランガイドのセレクションに加えることができ、大変光栄です。ミシュランガイドは、創業者のミシュラン兄弟がドライバーの皆さんに向け、「もっと快適に、もっと楽しく、もっと遠くへ」旅を楽しんでもらいたいと、車の修理方法やガソリンスタンド、快適なホテルなどを紹介した冊子を作り、配布したのが始まりです。 1900 年、フランスでの誕生から時を経て、読者の皆様におすすめしたい飲食店・レストランも掲載するようになりました。人・文化・経済の交流が盛んなこの 3 県は、私たち自動車産業に関わるものにとっても重要な地域です。人やモノのモビリティに貢献するミシュランタイヤとミシュランガイドが、皆様の楽しい旅のお役に立てることを願っています。』と述べた。
記事配信/外食ドットビズ(2018/10/24)
制作協力/外食ドットビズ