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外食トピックス

ホットペッパーグルメ外食総研、「外食メニューの家での再現」調査

リクルートライフスタイルの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、外食メニューの家での再現についてのアンケートを東名阪のに住む20歳~69歳男女を対象に2017年12月~8日に実施し、9,942人から回答を得た。
■外食メニューの家での再現に対する、興味の有無はほぼ半々。女性や首都圏で高い傾向
 まず、外食で食べたメニューを家で再現することへの興味を聞いたところ、全体では、「興味がある」(49.4%)と「興味がない」(50.6%)は、ほぼ半々という結果であった。性年代別には、女性のほうが男性より「興味がある」が多い傾向にあり、最多は20代女性の61.8%であった。男性では20代の46.2%が最高スコアであった。女性は全年代が比較的僅差である一方、男性は年代が若くなるほど「興味がある」が多い傾向にあった。普段から家で料理をする習慣があるかどうかもスコアの高低に関係している可能性がありそうだ。また、圏域別では、首都圏で「興味がある」が最も多く51.1%。最も少なかったのは東海圏で45.6%という結果であった。
■直近1年で「家で外食メニューを再現」して食べたことがある人は28.8%
 次に、直近1年における、外食メニューを実際に「家で再現して食べた」経験について調べたところ、全体では28.8%の人が「経験がある」と回答。最多は50代女性の34.7%。首都圏では30.0%の人が「再現して食べたことがある」と回答した。
■今後「家で再現してみたい」外食メニューがある人は45.6%
 実際に再現してみたい外食メニューの有無を聞いたところ、全体では、45.6%が「家で再現してみたいメニューがある」と回答。性年代別では女性のほうが男性よりも「再現したいメニューがある」と回答した人が多く、最多は20代女性の56.7%。また、男性で最多は20・30代が共に46.2%。圏域別では首都圏が46.8%と他の圏域より多く、逆に東海圏では41.7%と少なかった。
 外食メニューを家で再現することに興味があることは、ほぼ同時に"何らか再現したいと思えるメニュー"がある、ということを意味していると言えそうだ。
■直近1年で再現した外食メニュー、最多は「パスタ、ピザ」で31.1%
 直近1年で、家で再現して食べたことのあるメニューでは、全体1位は「パスタ、ピザ」(31.1%)、2位「うどん、そば」(28.2%)、3位「お好み焼き、もんじゃ、鉄板焼き、たこ焼き」(24.8)と続いた。性年代別では、40代女性が「パスタ、ピザ」で最も高い再現率(39.0%)を記録。また、20・30代男性で他の性年代よりもスコアが突出しているメニューが多く、「うどん、そば」「親子丼、牛丼、天丼、カツ丼などの丼もの」「ステーキ、ハンバーグ」「チャーハン」などが揃って全体よりも高い。また、50・60代男性でも「ラーメン」「中華、台湾料理(ラーメン、チャーハンを除く)」のスコアが高かった。
■今後再現したいメニューは「パスタ、ピザ」「ステーキ、ハンバーグ」など洋食が人気
 今後再現してみたいと思うメニューについて聞いたところ、全体1位「パスタ、ピザ」(27.8%)、2位「ステーキ、ハンバーグ」(21.1%)、3位「オムライス、フライなどの洋食」(19.4%)とトップ3を洋食類が占めた。「パスタ、ピザ」は特に20~40代女性での回答が多く、「オムライス、フライなどの洋食」でも20・30代女性の回答が多かった。外食メニューとしては、特に男性や若年層に人気がありそうな「ラーメン」や「ハンバーガー、フライドチキンなどのファストフード」は意外にも低めのスコアであった。
■再現理由トップは、圧倒的に「美味しかったから」
 再現した理由について、1位は「外食店で食べたメニューが美味しかったから」(82.4%)と圧倒的多数。2位以下を大差で突き放した。性年代別では、30・50・60代女性で「家族や友人に食べさせたいから」の理由が高く、男性では20・30代で「外食店で、料理のボリュームや見た目に驚いたから」の理由が高かった。

記事配信/外食ドットビズ(2018/01/29)
制作協力/外食ドットビズ

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