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外食トピックス

サッポロビール、糖質とカロリーに関する意識調査を実施

サッポロビールは、新ジャンル「サッポロ 極ZERO 爽快ゼロ」を1月30日に新発売することに先駆け、全国の20歳~59歳の男女で、ビール類を飲む人に限定し、糖質とカロリーに関する意識調査を実施した。
 「サッポロ 極ZERO 爽快ゼロ」は、3つのゼロ(糖質0・プリン体0・人工甘味料0)に加え、低カロリーNo.1(同社調べ)を実現した、低負担で気兼ねなく飲めるビールテイスト。
■全体の約8割の人が糖質やカロリーを気にしている
 糖質やカロリーが気になるかと聞いたところ、「気になる」(36%)、「やや気になる」(42%)との回答が78%。男女別にみると、「気になる」+「やや気になる」と回答した男性は71%、女性は86%と、女性の方が10%以上も多く気にしていた。
■糖質よりカロリーを気にしている人の割合が10%以上高い
 糖質とカロリーどちらを気にして商品を買うかと聞いたところ、「カロリーを気にする」(21%)、「どちらかというとカロリーを気にする」(18%)とカロリーを気にしている人が39%、一方、「糖質を気にする」(12%)、 「どちらかというと糖質を気にする」(16%)と糖質を気にしている人が28%と、カロリーを気にしている人が10%以上多い結果となった。
■糖質がゼロであってもカロリーを気にしている人は6割以上に
 糖質がゼロであればカロリーは気にならないかと聞いたところ、「気になる」(18%)、「やや気になる」(47%)との回答が全体の65%、また、男女別にみると、男性57%に対して女性は73%と、女性の方が気にしている結果になった。
■低糖質、低カロリーなどの“ギルトフリー”の食事を試したい人は7割以上
 低糖質、低カロリーなどに配慮した「ギルトフリー(罪悪感のない)の食事を試したい」と回答した人は72%と高い結果となり、近年話題のギルトフリーメニュー需要の高まりを感じる結果となった。
■糖質とカロリーが体に与える影響の違いを知っていると回答した人は1割未満
 糖質とカロリーが体に与える影響の違いを知っているかと聞いたところ、「知らない」(14%)+「あまり知らない」(45%)が約6割と、糖質やカロリーを気にしていても、体に与える影響の違いまでは知られていないことがわかった。

  管理栄養士の麻生れいみ先生は、『近年、糖質ゼロ商品が多く販売されていますが、糖質ゼロだからといってカロリーが低いわけではないことを知っていますか。糖質がゼロならカロリーも低いだろうと思う方も多いと思いますが、そうとは限らないんです。
 カロリーとは、エネルギーの単位です。1ℓの水の温度を1℃上げるために必要なエネルギーが1kcalです。1gについて炭水化物とたんぱく質が約4 kcal、脂質が約9 kcalの熱をだします。食べるもののカロリーを計算して、消費するカロリーよりも少なくすれば、 その差の分だけ体脂肪が燃やされて痩せるという考えです。
 糖質は、炭水化物から食物繊維を除いたものです。糖質と聞くと、甘い砂糖を想い浮かべる人も多いと思いますが、ご飯や麺類、パン、芋類など、私たちが主食として食べている食べ物にも多く含まれています。実は、高カロリーと敬遠されていた脂質、 肉類や卵などのタンパク質には糖質はほとんど含まれていません。人の体は糖質をとると優先的にエネルギーとして燃焼し、糖がなくなってから脂肪燃焼をはじめます。つまり、糖質の多い食事をしている限りは、脂肪燃焼が後回しになってしまっているということなので、 糖質を控えることができればインスリンの分泌が抑えられ、脂肪の蓄積が抑えられます。
 食べることは生きること。私たちのカラダは食べたもので、できています。正しく糖質とカロリーの違いを理解して、罪悪感持たずに、美味しく楽しく、身体に負担を与えないよう健康的な食生活を心がけたいですね。』とコメントした。

【調査概要】
調査期間:2017年12月18日~12月19日
調査方法:インターネットリサーチ(楽天リサーチ)
調査対象:男女計800人(20代・30代・40代・50代・各200人)

記事配信/外食ドットビズ(2018/01/29)
制作協力/外食ドットビズ

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