ビール売上高、平成29年度は前年比97.1%と前年を下回る
ビール酒造組合は、平成 29 年度 第 4 四半期 ( 平成 29 年 10 月~ 12 月 ) のビール市場動向レポートを発表。ビール課税移出 ( 引取 ) 数量は 71 万 8977kl(56,791 千函 ) で前年同期比 96.1 %と前年を下回った。容器別販売動向は、
瓶合計が同 93.1 %、缶合計が同 96.4 %、樽・タンクが同 97.1 %で、用途別では、業務用が同 96.6 %、家庭用が同 95.6 %であった。
なお、平成 29 年度累計 (1 月~ 12 月 ) でも、 6 月の改正酒税法にともなう店頭価格の上昇や夏季の天候不順の影響等により、 259 万 111kl(204,590 千函 ) で前年同期比 97.1 %と前年を下回った。容器別では、瓶が同 93.5 %、缶が同 97.8 %、
樽・タンクが同 97.8 %。用途別では、業務用が同 97.3 %、家庭用が同 96.9 %であった。
また、発泡酒の税制を考える会は、同四半期 (10 月~ 12 月 ) の「発泡酒市場動向マンスリーレポート」を発表。発泡酒の課税移出 ( 引取 ) 数量は 18 万 1030kl(14,299 千函 ) で前年同期比 96.4 %と前年下回った。容器別販売動向は、瓶合計が同 51.6 %、
缶合計が同 96.8 %、樽・タンクが同 87.5 %。用途別では、業務用同 87.3 %、家庭用同 96.7 %であった。
なお、平成 29 年度累計 (1 月~ 12 月 ) でも、 69 万 6171kl(54,990 千函 ) で前年同期比 96.0 %と前年を下回った。容器別では、瓶が同 76.6 %、缶が同 96.2 %、樽・タンクが同 89.8 %。用途別では、業務用が同 91.1 %、家庭用が同 96.1 %であった。
「その他の醸造酒 ( 発泡性 ) ①」と「リキュール ( 発泡性 ) ①」を合わせた新ジャンル商品は、同四半期 (10 月~ 12 月 ) が 47 万 1257kl(37,224 千函 ) で 98.3 %、平成 29 年度累計 (1 月~ 12 月 ) が 182 万 9321kl(144,496 千函 ) で 98.5 %だった。
記事配信/外食ドットビズ(2018/01/17)
制作協力/外食ドットビズ