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外食トピックス

サッポロビール、続・ビール強化!2018年事業方針(ビール事業①)

サッポロビールは、 2018 年事業方針を公表。今年は「続・ビール強化」を事業方針に掲げ、さらにビールブランドを強化し、積極的に取り組む。なお、「ビール」に対する方針は以下の通り。
 今年のビールテイスト総需要は、 RTD など他酒類への流出による厳しい市場環境が続き、加えてびん・樽製品の価格改定もあり、 98 %程度になると推測される中、同社では、総需要が落ち込む中にあっても 3 年連続で売上増を達成したビールブランド強化を継続していく。
 「サッポロ生ビール黒ラベル」と「ヱビスビール」の両ブランドは勿論のこと、同社独自の強みをもつ業務用や地域限定の各種ブランドでも積極的に取り組み、売上増を目指す。また、消費の多様化や社会環境の変化をチャンスと捉え、多品種・小ロット設備を導入して、 個性ある商品の開発・育成を強化する。
 「サッポロ生ビール黒ラベル」は、今年も「完璧な生ビールを。」のテーマを継続し、 4 年連続の売上増を目指す。広告・販促活動やブランド体験を家庭用と業務用において連動させ、ブランドの世界観と「完璧な生ビール」を体験・実感してもらう機会をさらに拡充していく。 また、好評を博している「 THE PERFECT 黒ラベル BEER GARDEN 」、「 THE PERFECT BAR 」、「 THE PERFECT DAYS 」を引き続き開催するとともに、新たに「パーフェクト黒ラベル」を提供するキッチンカー「 THE PERFECT STAR WAGGON 」を展開予定。
 「ヱビスブランド」は、「日常接点の創出」をテーマに、日常の“めでたさ”に寄り添う施策を展開し、顧客価値向上を目指す。うれしい出来事や誕生日など、個人的なカジュアルギフトの需要を取り込むための店頭施策を強化する一方で、 「ミシュランガイド東京および京都・大阪 2018 」を主催する日本ミシュランタイヤとのパートナーシップ契約締結や、プレミアムな野外レストラン「 DINING OUT 」への協賛を行い、「ヱビスブランド」のさらなる価値向上を図る。 また、昨年発売した「ヱビス 華みやび」を 2 月にリニューアルすることで、さらなる支持の拡大を目指す。
 「サッポロラガービール」は、こだわりのあるファンからの根強い支持を受け、びん商品が 6 年連続で前年実績を超えた。レトロ感が人気を博し、取り扱い店が増加して販売実績も大きく伸長した。引き続き、さらなる認知・飲用経験の拡大を狙う。
 業務用ブランドでは、 15 年連続の売上増を果たしている「エーデルピルス」は、本場ドイツで認められた正統派ピルスナーとして飲食店の情報発信を強化しつつ、顧客接点の拡大に注力する。また、首都圏の一部エリアと愛知県限定で販売している「プレミアムホワイト 白穂乃香」は、 無濾過ならではのまろやかな味わいが好評で、 2008 年の発売から 10 年連続売上増を達成している。
 地域限定ブランドでは、地域限定ビールの先駆けとして 1985 年に発売し、 17 年連続の売上増を達成した「サッポロ クラシック」は、北海道の四季と連動した施策などを展開し、この勢いをますます加速していく。なお、「新潟限定ビイル 風味爽快ニシテ」はブランド合計で 3 年連続、 「静岡麦酒」は通年販売をしている樽商品が発売以来 4 年連続で売上アップとなっている。

記事配信/外食ドットビズ(2018/01/16)
制作協力/外食ドットビズ

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