1月のコンビニ売上高、既存店ベースでは8ヶ月ぶりに前年を上回る
日本フランチャイズチェーン協会 (JFA) は、 JFA 正会員コンビニエンスストア本部 8 社を対象にした 2018 年 1 月度のコンビニエンスストア統計調査月報を公表した。
1 月は、東・西日本海側で降雪量が多かったこと、また、下旬に関東甲信地方や東北太平洋側で大雪だったこと等から、来店客数に影響を及ぼしたものの、野菜高騰の影響を受け、サラダ・カット野菜等が好調に推移したことや、冷凍食品・日用品等のまとめ買い等もあり、全店・既存店とも売上高は前年を上回る結果となった。なお、引き続き、カウンター商材や惣菜・調理麺等の中食は好調に推移した。
既存店ベースでは、売上高 8373 億 8000 万円 ( 前年同月比 2.1 %増 ) が 8 ヶ月ぶりのプラス、来店客数 11 億 77509 万人 ( 同 2.8 %減 ) が 23 ヶ月連続のマイナスになり、平均客単価 631 円 ( 同 2.9 %増 ) は 34 ヶ月連続のプラスとなった。
また、全店ベースでは、売上高 8373 億 8000 万円 ( 同 2.1 %増 ) が 59 ヶ月連続のプラス、店舗数は 55,310 店舗 ( 同 3.5 %増 ) 、来店客数 13 億 3054 万人 ( 同 0.3 %増 ) が 3 ヶ月連続のプラス、平均客単価 629 円 ( 同 1.8 %増 ) が 7 ヶ月連続のプラスであった。
なお、既存店ベースでの商品構成比および売上高前年同月比は、米飯類などの日配食品 36.0 % ( 売上高前年同月比 0.1 %増 ) 、アルコール飲料など加工食品 27.6 % ( 同 0.1 %減 ) 、雑誌・新聞など非食品 30.9 % ( 同 0. 1 %減 ) 、コピー・宅配便などサービス 5.5 % ( 同 1.7 %増 ) であった。
記事配信/外食ドットビズ(2018/02/22)
制作協力/外食ドットビズ