フジオフードシステム、平成29年12月期の連結業績を発表

フジオフードシステムは、平成 29 年 12 月期 通期 ( 平成 29 年 1 月～ 12 月 ) の連結業績を発表。売上高 359 億 3800 万円 ( 対前年同期比 3.0 ％増 ) 、営業利益 26 億 500 万円 ( 同 8.1 ％増 ) 、経常利益 25 億 1300 万円 ( 同 8.2 ％増 ) 、親会社株主に帰属する四半期純利益 14 億 300 万円 ( 同 29.6 ％増 ) と増収増益を確保した。

同社グループは、｢大衆というカテゴリーで日本一の外食企業となる｣という確固たる目標のもと、既存事業の全体的な底上げを行うための商品開発、各業態ごとの販促キャンペーン活動の強化、店舗におけるサービス力向上を図るための教育･研修体制の強化、不採算店舗改善における業態変更の実施を行い、｢まいどおおきに食堂｣を中心として｢神楽食堂 串家物語｣、｢手作り居酒屋 かっぽうぎ｣、｢つるまる｣をはじめとする全ブランドの業績向上に全社一丸となって取り組んだ。

また、新規出店については、安定した収益力をもつ｢串家物語｣を中心に大型商業施設内への積極的な展開と、サラダ専門店｢ Salad Stop! ｣、気軽に軽食や喫茶が楽しめる｢駅前パーラー｣等の業態について、立地を厳選した出店を行った。新規出店 35 店舗 ( 国内直営 26 ･国内 FC7 ･海外直営 1 ･海外 FC1 店舗 ) を行った結果、グループ店舗数は、直営店 ( 国内 )463 店舗、直営店 ( 海外 )7 店舗、 FC 店 ( 国内 )344 店舗、 FC 店 ( 海外 )3 店舗の計 817 店舗となった。業態別では、｢まいどおおきに食堂｣が 425 店舗、｢神楽食堂 串家物語｣が 110 店舗、｢手作り居酒屋 かっぽうぎ｣が 43 店舗、｢つるまる｣が 53 店舗で、その他が 186 店舗となっている。

事業別直営部門の売上高は、｢まいどおおきに食堂｣が 97 億 7500 万円 ( 前年同期比 95.2 ％ ) 、｢神楽食堂 串家物語｣が 113 億 7300 万円 ( 同 104.2 ％ ) 、｢手作り居酒屋 かっぽうぎ｣が 22 億 8100 万円 ( 同 97.5 ％ ) 、｢つるまる｣が 20 億 7100 万円 ( 同 98.1 ％ ) 、その他ブランド事業が 85 億 6800 万円 ( 同 113.5 ％ ) となった。

なお、平成 30 年 12 月期 通期 ( 平成 30 年 1 月～ 12 月 ) の連結業績予想は、売上高 379 億 4000 万円 ( 対前年比 5.6 ％増 ) 、営業利益 29 億 5000 万円 ( 同 13.2 ％増 ) 、経常利益 28 億 6000 万円 ( 同 13.8 ％増 ) 、親会社株主に帰属する当期純利益 15 億 5000 万円 ( 同 10.4 ％増 ) を見込む。

記事配信／外食ドットビズ(2018/02/20)
制作協力／外食ドットビズ