サッポロビール、「食品の嗜好に関する意識調査」を実施
サッポロビールは、 20 ~ 40 代の男女 600 名を対象に、「飲食物の素材 ( 原材料 ) に対する意識」や「味つけの好み」など「食品の嗜好に関する意識調査」を実施した。
■普段の食事で「素材そのものの味」を味わうことは必要だと感じている人は約 9 割
普段の食事で、料理の「素材そのものの味」を味わうことは必要だと感じるかに対して、「とても必要だと思う」 (45.5 % ) と「多少は必要だと思う」 (46.3 % ) を併せて 9 割以上の人が「素材そのものの味を味わうことが必要だ」と感じていることがわかった。また、「素材そのものでつくられた食品」を好む人が 78.2 %に上り、食生活において、シンプルに素材だけの品質感を求める傾向にあることが読み取れた。
■飲み物や食品を購入する際に気にするのは「素材 ( 原材料 ) 」が最も多い結果に
市販の飲み物や食品を購入する際に気にすることは何かに対して、「素材 ( 原材料 ) 」 (64.3 % ) と回答した人が最も多く、「メーカー」 (18.7 % ) 、「機能性」 (11.8 % ) と続いた。生産者であるメーカーや機能性よりも圧倒的に素材が重視されていることがわかった。
また、「素材 ( 原材料 ) 」を気にする理由として、「余計なものが入っていないものを選びたいから」 (60.4 % ) が最も多く、「素材そのものの味を大切にしたいから」 (47.2 % ) 、「健康に気を使うから」 (46.1 % ) と続いた。さまざまな素材を"+" ( プラス ) するよりも余計なものを引いた"-" ( マイナス ) の嗜好が高まっていることが明らかになった。
■味つけの好みは、「素材そのものを活かした味」が圧倒的に人気
どのような味つけが好みかに対しては、「素材そのものを活かした味」を好む人が 75.5 %で、「複数の素材や調味料を使った味」 (24.5 % ) と比べて圧倒的に支持されている結果となった。素材そのものを活かした味を好む理由として、「素材そのものの味を楽しみたいから」 (66.7 % ) 、「健康を意識しているから」 (59.2 % ) 、「シンプルな味つけの商品やお店が多くなっているから」 (19.9 % ) がトップ 3 だった。
【調査概要】
調査名:食品の嗜好に関する意識調査
調査実施期間: 2017 年 12 月 26 日~ 12 月 27 日
調査手法:インターネットパネルを利用した WEB 定量調査
調査仕様:サンプル年齢 20 ~ 49 歳
サンプル数: 600 名 ( 各年代 200 名ずつ )
サンプル地域:全国
記事配信/外食ドットビズ(2018/02/16)
制作協力/外食ドットビズ