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外食トピックス

ポスタス、POSデータを基にした2025年4月度の飲食店売上動向を発表

クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」を提供するポスタスは、「POS+」のPOSレジを導入している飲食店のPOSデータを基に集計した2025年4月度の飲食店売上動向について結果をとりまとめ公表した。
【集計1】飲食店 売上月次推移(前年対比)、エリア別売上週次推移(前年対比)
 4月の売上は、前年対比100.6%と前月から2.8pt増。地方平均は、同96.1%と前月から2.6pt増加した。地域別では、関東地方が最も高く同97.9%となった。
 業種別時間帯別売上動向を見ると、ディナータイムの売上割合が一番高いのは「居酒屋」、次に「専門料理」となり、その差は13.3ptとなった。一方、ランチタイムの売上割合が一番高いのは、「軽食」、次に「食事系」となり、その差は0.9ptとなった。
【集計2】飲食店 エリア別・業態別・ジャンル別 決済方法
 キャッシュレス決済比率は、全国で52.9%と、前月から1.2pt増。キャッシュレス決済比率が最も高い関東地方は61.1%で、前月から0.7pt増加した。業態別のキャッシュレス比率は、すべての業態で35%を超える。また、コード決済比率が一番高い「持ち帰り」では、その割合は15.0%であった。
【集計3】飲食店 ジャンル別 キャッシュレス決済方法比率、キャッシュレス決済比率
 ジャンル別にみると、28ジャンル中19ジャンルでキャッシュレス比率が50%を超える。また、コード決済比率が高い「サラダ店」では、その比率が17.1%を占める。
 キャッシュレス決済に占める各決済手段の比率をジャンル別に見ると、クレジットカードの比率が高いのは「寿司」と「鉄板料理」で、いずれも90%を超える。コード決済の比率が高いのは「ラーメン」「持ち帰り販売」で、40%を超える。
 業態別にみると、キャッシュレス決済比率は「持ち帰り」以外の業態で3月度から4月度にかけて増加した。「専門料理」は60.1%と業態の中で一番比率が高い。キャッシュレス決済手段別でみると、3月度から4月度にかけて、すべての業態でクレジットカードの決済比率が増加した。
 キャッシュレス決済の内訳は、最も多いのが「クレジットカード」で79.2%、次いで多いのが「コード決済」で15.1%となった。業態別で見ると、キャッシュレス決済利用が最も多いのは「専門料理」で、前月から0.6pt減少し、50.0%となった。
 決済方法は、「現金」が47.2%で引き続き第1位となり、以下、「クレジットカード」(41.8%)、「コード決済」(8.0%)、「電子マネー」(2.5%)、「ポイント」(0.5%)であった。

【集計1】
集計内容:飲食店 売上月次推移(前年対比)、エリア別売上週次推移(前年対比)
集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店
集計期間:2021年…同年4月1日~12月31日/2022年・2023年・2024年…各同年1月1日~12月31日/2025年…同年1月1日~4月30日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
【集計2】
集計内容:飲食店 エリア別・業態別・ジャンル別 決済方法
集計対象:POS+のPOSレジを導入している飲食店の中で、以下の5業種・25ジャンルに分類される店舗
食事系:カレー、そば・うどん、ラーメン、食堂・定食、レストラン
軽食:カフェ・喫茶、ハンバーガー
専門料理:焼肉、韓国料理、寿司、お好み焼き、鉄板料理、ステーキ・ハンバーグ、フランス料理、中華料理、海鮮料理、アジア・エスニック、イタリア料理、日本食、しゃぶしゃぶ、その他西洋料理、沖縄料理
居酒屋:和風居酒屋、洋風居酒屋
その他:バー
集計期間/集計手法/データ提供数…集計1と同様
【集計3】
集計内容:飲食店 ジャンル別 キャッシュレス決済方法比率、キャッシュレス決済比率(内訳)
集計対象/集計期間/集計手法/データ提供数…集計2と同様

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