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外食トピックス

マルハニチロ、回転寿司に関する消費者実態調査2025 -概要編-

マルハニチロは、2月19日~20日の2日間、全国の15歳~59歳の男女で、月に1回以上回転寿司店を利用する人に対し、今回で15回目となる「回転寿司に関する消費者実態調査」をインターネットリサーチで実施し、3,000名の有効回答サンプルを集計した。まずは、概要偏を紹介する。
■回転寿司の利用率は7割弱、利用者のうち4割弱が「月に1回以上」利用
 事前調査(n=13,459)で、どのようにして寿司を食べているか聞いたところ、「回転寿司店で」(65.5%)と答えた人は昨年(70.5%)より5.0ポイント減となった。
 続いて、回転寿司を利用する人(n=8,809)に、どれくらいの頻度で回転寿司を利用(テイクアウトは含めない)しているか聞いたところ、「月に1回以上」利用する人の割合は38.6%、男女別では、男性42.5%、女性35.5%、世代別では、10代35.5%、20代49.0%、30代43.1%、40代35.5%、50代32.8%となった。
■回転寿司店選びで重視することトップ3は「値段が安い」「ネタが新鮮」「ネタの種類が豊富」
 月に1回以上「回転寿司店」を利用する人(n=3,000)に、回転寿司店を選ぶ際に重視していることを聞いたところ、「値段が安い」(35.1%)に最も多くの回答が集まり、次いで「ネタが新鮮」(27.0%)、「ネタの種類が豊富」(25.0%)、「家から近い」(24.2%)、「タッチパネルで注文できる」(24.1%)となった。
■電話やネット等で順番予約をしてから行くことが多い人は約6割、席は8割弱が「テーブル席」
 事前予約について電話やネット・アプリで順番予約をしてから行くことが多いか、順番予約をせずに行くことが多いか聞いたところ、「順番予約をしてから行くことが多い(計)」は前年の57.8%から2.7ポイントアップの60.5%、「順番予約をせずに行くことが多い(計)」は逆に2.7ポイントダウンの39.5%となった。
 また、カウンター席とテーブル席のどちらを多く利用しているかに関しては、「テーブル席(計)」(75.5%)が「カウンター席(計)」(24.5%)を大きく上回った。性年代別にみると、「カウンター席が多い(計)」は20代男性(41.9%)が最も高くなり、「テーブル席が多い(計)」は10代女性(90.5%)が最も高く9割を超えた。
■食べる「寿司」の平均量、男性11.6皿、女性8.2皿、エリア別では「東北」が10.7皿で1位
 回転寿司店で寿司を何皿程度食べることが多いか聞いたところ、「5皿~9皿」(40.8%)や「10皿~14皿」(37.3%)に多くの回答が集まり、平均は9.9皿だった。男女別では、男性は「10皿~14皿」(48.1%)に最も多くの回答が集まり、平均は11.6皿、女性は「5皿~9皿」(59.7%)に最も多くの回答が集まり、平均は8.2皿だった。エリア別にみると、「東北」(10.7皿)が最も多くなり、「関東」「四国」(各10.1皿)が続いた。
■平均支払い額、男性2,214円、女性1,667円、エリア別では「東北」が2,058円で1位
 回転寿司店を利用した際、1人あたりいくら位支払うことが多いか聞いたところ、「1,000円~2,000円未満」(49.6%)に最も多くの回答が集まり、平均額は昨年(1,804円)より136円増えて1,940円となった。男女別平均額は、男性が2,214円、女性が1,667円と男性の方が547円高くなった。エリア別平均額は、「東北」(2,058円)が最も高くなり、「四国」(2,055円)、「関東」(2,032円)が続いた。
 また、1人あたりどのくらい支払ったときに“食べ過ぎた”と感じるか聞いたところ、「2,000円~3,000円未満」(34.2%)に最も多くの回答が集まり、平均額は2,892円だった。男女別では、男性は3,290円、女性は2,494円と、男性の方が796円高くなった。

【回転寿司に関する消費者実態調査2025】
調査対象 :月に1回以上回転寿司店を利用する全国の15歳~59歳の男女
調査期間:2月19日~2月20日
調査方法 :インターネット調査
有効回答数 :3,000サンプル(男女各1,500名)
実施機関:ネットエイジア

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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