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外食トピックス

日本チェーンストア協会、2月のスーパー売上高は4ヶ月ぶりの前年比減に

日本チェーンストア協会は、会員企業 47 社・ 9,445 店を対象にした 2025( 令和 7) 年 2 月度チェーンストア販売統計を発表。 2 月は、食料品は節約志向から買上点数の減少傾向は続いている中で、農産品の相場高、店頭価格上昇の影響などもあり販売額は伸びた。衣料品は気温の低下の影響から春物商品などの動きが鈍く、住関品はまずまずの動きだったが、総販売額は 9714 億 5166 万円 ( 店舗調整後前年同月比 99.7 % ) と 4 ヶ月ぶりに前年を下回った。

部門別では、食料品が 7136 億 4647 万円 ( 同 103.2 % ) 、衣料品が 401 億 4481 万円 ( 同 97.0 % ) 、日用雑貨品などの住関品が 1828 億 4796 万円 ( 同 101.5 % ) 、サービスが 22 億 1274 万円 ( 同 108.6 % ) 、その他が 325 億 9968 万円 ( 同 57.5 % ) であった。

なお、商品別の食料品関連の動きは以下の通り。

農産品は、大根、白菜、長ねぎ、ほうれん草、豆苗、スプラウト、きのこ類、カット野菜、カットサラダなどは好調だったが、レタス、きゅうり、ブロッコリー、玉ねぎ、トマトなどの動きは鈍かった。果物では、いちご、りんご、バナナ、オレンジ、キウィフルーツなどの動きは良かったものの、柑橘類などの動きは鈍かった。

畜産品は、豚肉、鶏肉はまずまずの動きだったが、牛肉の動きは鈍かった。鶏卵の動きは良かったが、ハム・ソーセージの動きは鈍かった。

水産品は、刺身、まぐろ、真鱈、サーモン、塩さば、冷凍魚、牡蠣などはまずまずの動きだったが、いか、たこ、いわし、さば、あじ、うなぎ、魚卵、ちりめん、しらす、貝類などの動きは鈍かった。

惣菜は、温惣菜はフライ、オードブル、唐揚げ、焼鳥、焼魚、ピザなどは好調だったが、スナックの動きは鈍かった。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともにまずまずの動きだった。米飯、寿司の動きも良かった。

その他食品は、米、玄米、ヨーグルト、飲料、冷凍食品、冷凍野菜、レトルト、パスタ、スープ・カレー類、おでん関連商材、漬物、海苔、デザート、インスタントコーヒー、チョコレート、ビスケット、米菓、和・洋菓子などは好調だったが、乳製品、牛乳、乳酸菌飲料、加工乳、食パン、インスタント麺、麺類、粉類、佃煮、食油、味噌、豆腐、洋風調味料、料理の素、焼酎、ビールなどの動きは鈍かった。

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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