ホットペッパーグルメ外食総研、首都圏業態別タウンランキング
リクルートライフスタイルの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、東名阪の男女約 10,000 人を対象に毎月実施している「外食市場調査」について、 2017 年度の外食および中食のタウンランキングを発表した。第 3 回目は、首都圏の外食業態別タウンランキング。
まず、飲酒主体の業態を見てみると、「居酒屋」利用率の高い街 No.1 は「赤羽」 ( シェア 34.9 % ) 、以下、「新橋・浜松町 ( 虎ノ門 ) 」 (32.2 % ) 、「神田・秋葉原・御茶ノ水・神保町」 (28.5 % ) 、「品川・田町」 (27.0 % ) 、「北千住」 (26.9 % ) が続いた。「バー、バル、ワインバー、ビアホール、パブ」利用率の高い街 No.1 は前年 3 位の「六本木・赤坂 ( 青山一丁目 ) 」 (7.1 % ) で、 2 位「銀座・有楽町」 (6.9 % ) と 3 位「恵比寿・目黒 ( 中目黒 ) 」 (6.7 % ) はそれぞれワンランクダウンし、 4 位「渋谷・表参道 ( 原宿 ) 」 (5.6 % ) 、 5 位「新橋・浜松町 ( 虎ノ門 ) 」 (5.5 % ) だった。
軽食主体の業態では、「ファストフード」が「舞浜」 (8.4 % ) 、「西葛西」 (4.5 % ) 、「大船」 (4.2 % ) 、「牛丼、カレー等、一品もの専売業態」が「小岩・新小岩」 (9.9 % ) 、「武蔵小杉」 (9.0 % ) 、「調布駅周辺」 (8.3 % ) がトップ 3 だった。
食事主体の業態のトップ 3 は、「和食料理店」が「銀座・有楽町」 (16.3 % ) 、「浅草 ( 押上 ) 」 (15.5 % ) 、「東京・日本橋・大手町 ( 人形町 ) 」 (15.0 % ) 。「中華料理店」は横浜中華街が大きく影響したか「関内・桜木町・みなとみらい」 (20.2 % ) がダントツ 1 位で、「蒲田」 (12.1 % ) 、「三軒茶屋」 (9.9 % ) が続いた。「フレンチ・イタリアン料理店」は「六本木・赤坂 ( 青山一丁目 ) 」 (13.5 % ) 、「恵比寿・目黒 ( 中目黒 ) 」 (13.3 % ) 、「銀座・有楽町」 (12.4 % ) 。「焼肉、ステーキ、ハンバーグ等の専売業態」は「川口 ( 蕨 ) 」 (10.9 % ) 、「亀有 ( 綾瀬 ) 」 (10.9 % ) 、「橋本」 (10.4 % ) 。「お好み焼き、鉄板焼き等の専売業態」は月島がある影響からか「豊洲・門前仲町・東陽町」 (4.7 % ) がトップで、「浅草 ( 押上 ) 」 (3.5 % ) 、「日暮里 ( 西日暮里 ) 」 (2.6 % ) が続いた。そして、「ラーメン、そば、うどん、パスタ、ピザ等の専売業態」は新横浜ラーメン博物館を有する「新横浜」 (19.3 % ) が前回 4 位からトップに、「府中駅周辺」 (18.0 % ) 、「亀有 ( 綾瀬 ) 」 (15.9 % ) と続いた。
記事配信/外食ドットビズ(2018/10/04)
制作協力/外食ドットビズ