繁盛店の扉 サッポロビール 飲食店サポートサイト

[an error occurred while processing this directive]

外食トピックス

トレンド座談会、8月の第1弾は、お店でよく食べる中華料理

リクルートライフスタイルの調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、毎月外食のプロフェッショナルを集め、外食トレンドを発表するための「トレンド座談会」を開催しているが、 8 月の第 2 弾は、暑い夏を乗り切るメニューが豊富な中華料理についてレポートした。

スタミナ系から激辛、冷やし中華など暑い季節にぴったりのメニューが目白押しの中華料理。「ホットペッパーグルメ外食総研」でこの中華料理について調査を実施した。
■中華料理店でよく食べる料理・お酒の 1 位は定番の「餃子」と「ビール」

まず、お店でよく食べる中華料理のメニューを聞いたところ、 1 位「餃子」 (49.5 % ) 、 2 位「チャーハン」 (38.0 % ) 、 3 位「からあげ」 (20.0 % ) 、 4 位「麻婆豆腐」 (18.5 % ) 、5位「エビチリ」 (18.4 % ) と王道のメニューが人気を表す結果となった。男性から支持を集めたメニューは、「麻婆豆腐」「レバニラ」など、ごはんのおともが人気の傾向にあり、女性は、「小龍包」「エビマヨ」に支持が集まった。

また、中華料理店で「お酒を飲むか」という質問には、約 35 %が年に 1 回以上「お酒を飲む」と回答。うち 77.3 %が「ビールを飲む」と回答しており、料理、お酒ともに定番メニューが人気であることがわった。ちなみに 2 位以下のお酒は、「紹興酒」 (22.7 % ) 、「ハイボール」 (17.8 % ) 、「レモンサワー」 (13.6 % ) 、「ウーロンハイ」 (8.4 % ) であった。
■女子会で中華料理店を利用する女性が約 36 %
 中華料理店を利用するシーンについての質問をすると、女子会をする際に約 36 %の人が「中華料理店を利用したことがある」と回答。家族や男性利用が多いイメージの中華料理だが、最近では、女子会で利用する人も少なくない。中華料理のイメージでは「野菜がとれる」が 8 割以上、「インスタ映えする」が約 4 割という結果も出ているように、近年では、女性が好む彩り豊かな野菜をふんだんに使ったメニューや、写真映えするメニュー、食べやすい小皿メニューを展開する店舗、さらにはおしゃれで清潔感のある内装の店舗が増えている。今後、中華料理店での女子会需要はさらに拡大していくとみられる。

「ホットペッパーグルメ外食総研」上席研究員の有木真理氏は、『中華といえば、いわゆる大衆的な街の中華料理店か、ボリューム満点のコースを提供する中華料理専門店が主流でしたが、昨今では、小皿料理を提供するバルスタイルの店舗や、ワインと中華のマリアージュを楽しめる店舗などスタイルが様々で、居酒屋やダイニングバーと同じ感覚で中華を楽しむシーンが増えています。店舗側も野菜を多く使ったメニューやインスタ映えするメニューなどを提供しており、女子会で利用する人も少なくありません。飲食業界の大きな流れである女性需要拡大と専門店化ブームに中華料理も乗っていると言えそうです。』と述べた。

【アンケート概要】
調査方法:インターネットによる調査
調査時期: 6 月 15 日~ 6 月 16 日
調査対象:全国に住む 20 ~ 59 歳の男女 ( マクロミルの登録モニター )
有効回答数: 1,032 件

記事配信/外食ドットビズ(2018/08/24)
制作協力/外食ドットビズ

過去の記事はこちら
TOPへ