7月のコンビニ売上高、既存店ベースでは2ヶ月連続で前年を上回る
日本フランチャイズチェーン協会 (JFA) は、 JFA 正会員コンビニエンスストア本部 7 社を対象にした 2018 年 7 月度のコンビニエンスストア統計調査月報を公表した。
7 月は、梅雨前線や台風との影響により、西日本を中心に記録的な大雨となり、来店客数に影響を及ぼしたものの、全国的に平均気温が高かったため、飲料、アイスクリーム、冷し麺等の夏物商材の売れ行きが好調だったこと等から、全店・既存店ともに売上高が前年を上回る結果となった。なお、引き続き、カウンター商材やおにぎり・冷凍食品・惣菜・サラダ等の中食は好調に推移した。
既存店ベースでは、売上高 8854 億 6900 万円 ( 前年同月比 0.1 %増 ) が 2 ヶ月連続のプラス、来店客数 14 億 3689 万人 ( 同 1.8 %減 ) が 29 ヶ月連続のマイナス、平均客単価 616 円 ( 同 1.9 %増 ) は 40 ヶ月連続のプラスとなった。
また、全店ベースでは、売上高 9995 億 1500 万円 ( 同 2.0 %増 ) が 65 ヶ月連続のプラス、店舗数は 55,431 店舗 ( 同 1.1 %増 ) 、来店客数 15 億 9807 万人 ( 同 0.5 %増 ) が 9 ヶ月連続のプラス、平均客単価 626 円 ( 同 1.5 %増 ) が 13 ヶ月連続のプラスであった。
なお、既存店ベースでの商品構成比および売上高前年同月比は、米飯類などの日配食品 36.6 % ( 売上高前年同月比 0.2 %増 ) 、アルコール飲料など加工食品 29.2 % ( 同 1.4 %増 ) 、雑誌・新聞など非食品 29.2 % ( 同 0.3 %減 ) 、コピー・宅配便などサービス 5.0 % ( 同 4.8 %減 ) であった。
記事配信/外食ドットビズ(2018/08/21)
制作協力/外食ドットビズ