ぐるなび、立命館大学と産学連携協定を締結

ぐるなびは、立命館大学と食関連産業の発展を目的とし、地域の食材、食文化や料理人の調理技術の継承及び伝承に向けた共同調査･共同研究を進めることとなり、 8 月 9 日に産学連携協定を締結した。

本協定では、同社の資源を活用した各種研究開発、地域･食文化発信などの促進をするとともに、次世代の担い手となる人材育成など、食関連産業の発展に寄与することを目指す。

具体的には、立命館大学の情報理工学部や食マネジメント学部の教員を中心とした人間工学やサービス工学の知見と、同社が保有する、有料加盟店約 6 万店の飲食店情報からくる食材、メニューなどのビッグデータや全国 21 ヶ所の営業所を拠点に深い絆を持った｢ 1,000 人のサポート体制｣で培ってきたノウハウ、シェフネットワークなどを活用した共同調査および共同研究を実施。

共同調査および共同研究では、｢地域の食材･食文化を次世代に伝えるためのデータベース化｣｢人間工学やサービス工学の知見を活用した働き方改革としての店舗作りの共同研究｣｢動画やロボティクスをはじめとしたセンシング技術を活用した料理人の技術保存･伝承のための IT ・データ化に関する研究｣を実施。

また、人材育成および人材交流では、｢飲食店を中心とした食関連産業を支える未来人材育成のためのインターンシップ｣｢ぐるなび社員のサマースクール･ウィンタースクール参加｣を実施。その他、研究セミナー･シンポジウムの開催、地域振興･食文化振興における情報発信なども行う。

記事配信／外食ドットビズ(2018/08/17)
制作協力／外食ドットビズ