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外食トピックス

JCB、キャッシュレスとデビットカード利用意向に関する実態調査

ジェーシービーは、 2 月 9 日~ 13 日の 5 日間、全国の 20 歳から 69 歳の男女 1,000 人を対象に「キャッシュレスとデビットカード利用意向に関する実態調査 2018 」をインターネットで実施した。
■新年度の目標 1 位は 4 年連続で「貯蓄」、 2 位は「生活費の見直し・節約」

新年度の目標を聞いたところ、最も多かったのは「貯蓄」 (38.9 % ) で、 2015 年の調査開始以来、 4 年連続でトップになった。また、 2 位は「生活費の見直し・節約」 (24.6 % ) 、 3 位は「仕事や家事の効率 UP 」 (21.0 % ) 、 4 位は「ダイエット」 (18.3 % ) 、 5 位は「趣味力 UP 」 (17.4 % ) だった。
■貯蓄目標額は 168.7 万円!昨年 1 年間に増やせた貯蓄額は平均 59.9 万円!

次に、新年度の貯蓄目標額を聞いたところ、「 0 円」が 16.0 %だったが、「 100 万円台」 (19.3 % ) や「 500 万円以上」 (8.8 % ) といった回答も一定数みられ、「 100 万円以上」という人が 37.3 %になった。また、「 0 円」も含めた平均貯蓄目標額は 168.7 万円となった。男女別にみると、男性の平均は 212.4 万円、女性の平均は 124.9 万円。また、年代別にみると、男性では 30 代が最も高く 265.8 万円、女性では 50 代女性が最も高く 155.9 万円だった。

また、昨年 1 年間で増やせた貯蓄額についても聞いたところ、「 0 円」が 36.9 %、「 1 万円~ 50 万円未満」は 30.3 %、「 50 万円~ 100 万円未満」は 11.3 %、「 100 万円以上」は 17.4 %となり、「 0 円」も含めた平均貯蓄増加額は 59.9 万円だった。全く増やせなかったという人が 3 人に 1 人の割合でみられたが、 1 年間で 100 万円以上増やせたという人も 2 割近くと少なくなかった。

昨年 1 年間で増やせた貯蓄額を支払い方法によって分けたタイプ別にみると、キャッシュレス派の平均貯蓄増加額は 87.6 万円で、現金派の平均貯蓄増加額 32.5 万円の 2.7 倍となった。キャッシュレス派のほうが現金派よりも貯蓄を増やせたよう。男女別にみると、キャッシュレス派の男性では、平均貯蓄増加額は 105.3 万円と 100 万円を超え、現金派の 36.1 万円の 2.9 倍に。また、キャッシュレス派の女性では、平均貯蓄増加額は 68.0 万円と、現金派の 29.5 万円の 2.3 倍の額となった。
■「完全キャッシュレスのレストラン」、男性は肯定派、女性は否定派が多数

最近、国内では、支払いをカードか電子マネーに限定した“現金お断り”のレストランが開店し、海外では、レジが無く、登録したクレジットカードで自動的に支払いを済ますことができる“無人コンビニ”が開店している。

そこで、「完全キャッシュレス化したレストランはアリだと思う」か聞いたところ、同意率は 36.4 %、不同意率は 33.0 %となり、肯定派が否定派を若干上回る結果となった。男女別にみると、男性 ( 同意率 39.6 %、不同意率 28.8 % ) は肯定派の割合の方が高くなった一方、女性 ( 同意率 33.2 %、不同意率 37.2 % ) は否定派の割合の方が高くなった。性年代別にみてみると、男性では、いずれの年代においても肯定派が否定派を上回っているが、女性では、 20 代において、肯定派 ( 同意率 19.0 % ) が否定派 ( 不同意率 60.0 % ) を大幅に下回る結果となった。
■デビットカード利用のメリットは「ポイントが貯まる」「使い過ぎる心配がない」など

デビットカードを使っている 121 名に、デビットカードを使っていて実感していることを聞いたところ、「ポイントが貯まる」 (39.7 % ) が最も多く、次いで、「使い過ぎる心配がない」 (34.7 % ) 、「財布がかさばらない」 (33.1 % ) 、「チャージが必要ない」 (32.2 % ) 、「 ATM 手数料の節約になる」 (31.4 % ) となった。ポイントが貯まる、 ATM 手数料の節約になるといった“おトク感”、お金を使い過ぎる心配がないといった“安心感”、現金を持ち歩かなくて済む、チャージの必要がないといった“便利さ”を実感している人が多いよう。

キャッシュレス決済手段には、クレジットカードやデビットカードのほか、電子マネー、キャリア決済、モバイルウォレットなどがあるが、それらの利用状況はどのようになっているか。

最近 1 年間に、現金以外の支払い手段をどのくらいの頻度で使ったかを聞き、各支払い手段の利用率を算出したところ、「クレジットカード」が最も高く 78.7 %、次いで、「電子マネー」が 59.3 %、「プリペイドカード」が 44.8 %、「キャリア決済」が 20.8 %、「モバイルウォレット」が 11.3 %となった。男女別にみると、「クレジットカード」 ( 男性 74.8 %、女性 82.6 % ) や「キャリア決済」 ( 男性 18.2 %、女性 23.4 % ) は、女性の方が利用率は高くなった。

記事配信/外食ドットビズ(2018/03/20)
制作協力/外食ドットビズ

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