鳥貴族、上半期(H29年8月~H30年1月)の業績を発表
鳥貴族は、平成 30 年 7 月期 第 2 四半期 ( 平成 29 年 8 月~平成 30 年 1 月 ) の業績を発表。売上高 165 億 900 万円 ( 前年同期比 18.5 %増 ) 、営業利益 8 億 9100 万円 ( 同 51.0 %増 ) 、経常利益 8 億 5500 万円 ( 同 47.8 %増 ) 、四半期純利益 5 億 4700 万円 ( 同 30.9 %増 ) と増収増益を確保した。
同社では、新たに中期経営計画「うぬぼれチャレンジ 1000 」を策定し、最終年度である平成 33 年 7 月期には、関東圏・関西圏・東海圏の 3 商圏で「鳥貴族」 1000 店舗・営業利益率 8 %を達成するため、重要施策である「新規出店の強化」「人財基盤の強化」「経営効率の改善」に引き続き取り組んでいる。また、人件費の上昇、仕入価格の高騰リスクや酒税法改正の影響等の経済的諸条件を総合的に検討し、昨年 10 月より均一価格を 280 円 ( 税抜 ) から 298 円 ( 税抜 ) に改定した。
店舗展開は、関東圏および東海圏を中心に 43 店舗の新規出店を行い、「鳥貴族」の店舗数は 607 店舗となった。直営店については、 35 店舗の新規出店を行い、 374 店舗となった。
上半期は、関東地方における記録的な長雨や昨年 10 月に 2 週続けて週末に台風が上陸したこと、 1 月の関東地方の豪雪、価格改定等の影響があり、既存店売上高前年期比は 99.9 %にとどまったが、一方で新規出店による店舗数が増加したこと等により、売上高は増収となり、売上総利益も 114 億 782 万円 ( 同 20.7 %増 ) となった。販売費及び一般管理費は、店舗数拡大による増加等により 105 億 1678 万円 ( 同 18.7 %増 ) となった。これにより各利益も増益を確保した。
なお、平成 30 年 7 月期 通期 ( 平成 29 年 8 月~平成 30 年 7 月 ) の業績予想は、売上高 369 億 3900 万円 ( 前年比 25.9 %増 ) 、営業利益 23 億 6300 万円 ( 同 62.2 %増 ) 、経常利益 22 億 8100 万円 ( 同 59.9 %増 ) 、当期純利益 13 億 3900 万円 ( 同 38.4 %増 ) を見込む。
記事配信/外食ドットビズ(2018/03/16)
制作協力/外食ドットビズ