セイコー、最新のセキュリティ規格に準拠したモバイル決済端末を発売

セイコーソリューションズは、最新のセキュリティ規格 PCI PTS 5.x に準拠し、 1 台で多彩な決済手段に対応可能なモバイル決済端末の新製品｢ AT-2300 ｣の販売を 7 月より開始する。

｢ AT-2300 ｣は、 1999 年以降およそ 20 年にわたり無線決済システムで実績のある同社が、 2020 年に向けてキャッシュレス化が加速する中、拡大する電子決済のニーズに応え開発したモバイル決済端末。磁気･接触 IC クレジットカード、銀聯カードに加え、電子マネー、海外で普及が進む非接触 IC クレジットカード、カメラ機能搭載による QR コード決済など各種決済に対応可能となっている。また、物販に限らず、口座振替やクレジット継続払いの登録まで、 1 台で幅広い用途に利用できる。

メイン画面に大きなタッチパネル液晶、背面に PIN パッドを装備した本体は、高速 LTE 通信モジュール、バッテリー、プリンターを内蔵しており、持ち運んでの利用に適している。飲食店のテーブル会計はもちろん、訪問販売やイベント会場、宅配サービスなど場所を選ばず使用することができる。

加盟店は、｢ AT-2300 ｣を導入することにより、改正割賦販売法で求められる決済端末の IC カード対応が可能となる。クレジット継続払いの登録も同様に IC カード対応が可能。また、｢ AT-2300 ｣が接続する｢ CREPiCO( クレピコ ) ｣情報処理センターは、 PCI DSS に準拠しており、堅牢にデータを管理する。

記事配信／外食ドットビズ(2018/03/06)
制作協力／外食ドットビズ