USEN NETWORKS、｢USEN NETWORK SUPPORT｣の提供を開始

USEN ＆ U-NEXT GROUP の USEN NETWORKS は、店舗運営に必要な機器や回線システムなどの情報を一元管理できるデータベースサービス｢ USEN NETWORK SUPPORT ｣の提供を開始した。これまで個人･法人向けにインターネット回線などの通信サービスを提供してきた同社にとって、データベースサービスの開発･提供は初の取り組みとなる。

飲食･小売業界などでは、現在も紙資料や Excel によるアナログ運用で店舗の情報管理を行っている企業が多くみられる。そのため、社内のデータ分散や属人化が大きな課題となっている。特に多店舗展開企業の場合、基幹システムの開発･導入コストや操作性などの問題でデジタル化が進まないケースも少なくない。同社は、これらの課題を解決するため、｢ USEN NETWORK SUPPORT ｣の開発･提供に至った。

｢ USEN NETWORK SUPPORT ｣は、店舗の機器情報や図面、契約書、業務マニュアルなど幅広い業務データを効率的に一元管理できるデータベースサービス。店舗担当者や企業の情報システム･店舗開発･総務部門担当者などが幅広く利用できる。その特長は、機能がシンプルで直感的に操作しやすく、誰でも簡単に複数店舗のデータを社内で常時蓄積･共有できること。店舗の機器･回線事業者情報を本サービスに入力し、店舗アカウントへ共有しておくことで、担当者や部門間での引継ぎ業務の簡素化につながる。また故障や障害が起きた際、速やかな機器構成の把握と連絡先の特定が可能になる。さらに、従来の情報管理システムと比較して、低コストで利用できるのも特長の一つ。クラウド管理はしたいが、コストが見合わずこれまで導入できなかった企業の要望に応えるサービスだ。

同社は、飲食･小売業界をはじめ複数店舗を持つ企業のデジタル化を推進し、店舗運営の効率化や生産性向上に貢献したいとしている。

記事配信・制作協力／外食ドットビズ