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外食トピックス

8月のスーパー売上高、既存店ベースでは99.5%と前年を下回る

日本チェーンストア協会は、会員企業 56 社・ 9570 店舗を対象にした平成 29 年 8 月度チェーンストア販売統計を発表。 8 月度は、食料品、衣料品、住関品ともに長雨などの天候不順要因もあり、季節夏物商材が低調だったことから、 総販売額は 1 兆 779 億 7178 万円 ( 店舗調整後前年同月比 99.5 % ) と前年を下回った。
 部門別では、食料品が 7246 億 5032 万円 ( 店舗調整後前年同月比 99.7 % ) 、衣料品が 767 億 816 万円 ( 同 95.6 % ) 、日用雑貨品などの住関品が 2116 億 9330 万円 ( 同 99.5 % ) 、サービスが 29 億 5095 万円 ( 同 102.3 % ) 、 その他が 619 億 6905 万円 ( 同 101.4 % ) であった。
 なお、商品別の食料品関連の動きは以下の通り。
 農産品は、キャベツ、はくさい、ブロッコリー、とうもろこし、豆類、きのこ類、カット野菜などは堅調に推移したが、じゃがいも、玉ねぎ、人参、トマト、アボカドなどは苦戦した。果物では、スイカ、もも、ブドウ、カットフルーツなどの動きは良かったが、梨、オレンジ、キウイフルーツなどの動きは鈍かった。
 畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉は好調だった。鶏卵の動きは良く、ハム・ソーセージは堅調に推移した。
 水産品は、あじ、さんま、いわし、たこ、うなぎ、塩干物などの動きは良かったものの、まぐろ、カツオ、海藻類、魚卵などの動きは鈍かった。
 惣菜は、温惣菜では揚げ物、スナック、焼き物は好調だった。要冷惣菜は和・洋惣菜ともに動きが鈍かった。米飯は好調だったが、寿司の動きは鈍かった。
 その他食品は、ヨーグルト、乳製品、調味料、米、パン類、スープ類、チョコレート、冷凍食品などはまずまずの動きだったが、アイスクリーム、飲料、素麺など涼味関連商品、豆腐、はちみつなどの動きは鈍かった。

記事配信/外食ドットビズ(2017/09/25)
制作協力/外食ドットビズ

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