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外食トピックス

10月のスーパー売上高、既存店ベースでは3ヶ月連続で前年を下回る

日本チェーンストア協会は、会員企業 56 社・ 9744 店舗を対象にした平成 29 年 10 月度チェーンストア販売統計を発表。食料品は、農産品が相場の影響を受け苦戦、衣料品、住関品ともに長雨などの天候不順や台風の影響もあり低調だったことから、総販売額は 1 兆 590 億 1131 万円 ( 店舗調整後前年同月比 98.1 % ) と 3 ヶ月連続で前年を下回った。
 部門別では、食料品が 6946 億 169 万円 ( 店舗調整後前年同月比 98.9 % ) 、衣料品が 896 億 884 万円 ( 同 98.2 % ) 、日用雑貨品などの住関品が 2080 億 5155 万円 ( 同 95.0 % ) 、 サービスが 27 億 7766 万円 ( 同 106.2 % ) 、その他が 639 億 7157 万円 ( 同 99.1 % ) であった。
 なお、商品別の食料品関連の動きは以下の通り。
 農産品は、トマト、ブロッコリー、ほうれん草、きのこ類などまずまずの動きだったが、人参、キャベツ、玉ねぎ、きゅうり、カット野菜などは苦戦した。果物では、梨、パイナップル、カットフルーツなどの動きは良かったが、 みかん、りんご、バナナなどの動きは鈍かった。
 畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉ともに好調だった。鶏卵、ハム・ソーセージの動きも良かった。
 水産品は、かき、かじき、うなぎ、しらす・ちりめん、塩鮭、魚卵などの動きは良かったが、刺身類、まぐろ、生かつお、さんま、秋鮭、あじなどの丸物などの動きは鈍かった。
 惣菜は、温惣菜では揚げ物、中華などまずまずの動きだったが、焼き鳥などは不調だった。要冷惣菜は和・洋惣菜ともに低調、弁当の動きは良かったが、寿司の動きは鈍かった。
 その他食品は、乳製品、鍋関連商品、カレー・シチュー類、麺類、米、納豆、チョコレート、缶詰などは好調だったが、ヨーグルト、飲料、酒類、アイスクリーム、冷凍野菜などの動きは鈍かった。

記事配信/外食ドットビズ(2017/11/22)
制作協力/外食ドットビズ

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