リクルート、東名阪外食市場調査2016年度④ (首都圏タウンランキング)

リクルートライフスタイルに設置された｢食｣に関する調査･研究機関｢ホットペッパーグルメ外食総研｣は、東名阪の男女約 10,000 人を対象に毎月実施している｢外食市場調査｣について、 2016 年度 (2016 年 4 月～ 2017 年 3 月 ) の年間結果を発表した。第 4 回目となる今回は｢首都圏のタウンランキング｣を掲載する。
　首都圏における外食市場規模の大きい街の上位は、 1 位｢新宿｣ ( 外食市場規模 1,429 億円 ) 、 2 位｢銀座･有楽町｣ ( 同 1,034 億 ) 、 3 位｢東京･人形町･日本橋｣ ( 同 1,025 億円 ) と、トップ 3 の顔ぶれは前年度と変わらず。 4 位と 5 位は前年と入れ替わり｢池袋･大塚｣ ( 同 903 億円 ) 、｢新橋･浜松町･虎ノ門｣ ( 同 848 億円 ) 、 以下、｢渋谷･表参道 ( 原宿 ) ｣ ( 同 814 億 ) 、｢神田･秋葉原･御茶ノ水 ( 神保町 ) ｣ ( 同 613 億円 ) 、｢恵比寿･中目黒･目黒｣ ( 同 588 億円 ) 、｢横浜駅周辺｣ ( 同 556 億円 ) 、｢上野･御徒町｣ ( 同 495 億円 ) と続いた。
　前年度比で増加率の大きいタウンは、 1 位が 124.4 ％の｢自由が丘｣ ( 外食市場規模 137 億円 ) で、単価 (+15.4 ％ ) ･回数 (+7.8 ％ ) ともに増加したのが主要因。以下、 113.7 ％の｢新横浜｣ ( 同 122 億円 ) 、 113.0 ％の｢藤沢･辻堂｣ ( 同 176 億円 ) 、 110.8 ％の｢府中駅周辺｣ ( 同 122 億円 ) 、 109.3 ％の｢志木 ( 朝霞台･和光市 ) ｣ ( 同 137 億円 ) と続いた。
　外食単価が高いタウンの 1 位は、｢六本木 ( 青山一丁目 ) ｣ ( 外食単価 4,654 円 ) で、以下｢銀座･有楽町｣ ( 同 4,613 円 ) 、｢恵比寿･中目黒･目黒｣ ( 同 4,031 円 ) 、｢新橋･浜松町･虎ノ門｣ ( 同 3,740 円 ) 、｢東京･人形町･日本橋｣ ( 同 3,722 円 ) と続いた。
　また、タウン別の飲酒の有無で、“飲酒あり”の上位は、 1 位｢新橋･浜松町･虎ノ門｣ ( 飲酒あり回数シェア 71.8 ％ ) 、 2 位｢銀座･有楽町｣ ( 同 68.1 ％ ) は前年と同じで、 3 位には 5 位からランクアップした｢恵比寿･中目黒･目黒｣ ( 同 67.2 ％ ) が入った。
　一方、中食市場規模は、｢池袋･大塚｣ ( 中食市場規模 205 億円 ) が 4 年連続 1 位で、 2 位｢新宿 ( 代々木 ) ｣ ( 同 179 億円 ) 、 3 位｢東京･人形町･日本橋｣ ( 同 130 億円 ) 、 4 位｢大宮･さいたま新都心｣ (125 億円 ) までは、前年度までと変わらず。以下、｢町田･相模大野｣ ( 同 119 億円 ) 、 ｢横浜駅周辺｣｢千葉･稲毛｣ ( 同 108 億円 ) 、｢吉祥寺･三鷹 ( 武蔵境･東小金井 ) ｣ ( 同 99 億円 ) 、｢錦糸町 ( 亀戸･両国 ) ｣｢立川駅周辺｣ ( 同 97 億円 ) と続いた。
　 また、増加率の大きいタウントップ 3 は、 116.2 ％の｢津田沼｣ ( 同 50 億円 ) 、 115.1 ％の｢錦糸町 ( 亀戸･両国 ) ｣、 115.0 ％の｢上尾駅周辺｣ ( 同 46 億円 ) で、中食単価の高いタウントップ 3 は、前年同様、｢銀座･有楽町｣ ( 中食単価 1,344 円 ) 、｢東京･人形町･日本橋｣ ( 同 1,248 円 ) 、 ｢渋谷･表参道 ( 原宿 ) ｣ ( 同 1,171 円 ) だった。

記事配信／外食ドットビズ(2017/09/14)
制作協力／外食ドットビズ