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外食トピックス

ホットペッパーグルメ外食総研、9月のトレンド座談会は「サラダ」

リクルートライフスタイルの調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、毎月外食のプロフェッショナルを集め、外食トレンドを発表するための「トレンド座談会」を開催している。 9 月は、近年著しく進化しブームとなっている「サラダ」についてレポートした。
 ジャーサラダやコブサラダ、そして今注目されているパワーサラダなど、ここ数年、「サラダ」ブームが到来している。これまで「サラダ」というと、サイドディッシュの印象が強かったが、近年、専門店が続々オープンするなど、メインディッシュとしての存在感が増している。
 「ホットペッパーグルメ外食総研」が実施した「サラダ」に関する調査では「外食でサラダをメイン ( 主食 ) として、どれくらいの頻度で食べるか」という問いに対し、「週 1 回以上」 (18.8 % ) と答えた人がほぼ 5 人に 1 人いることが分かった。 さらに、週 1 回以上と答えた人の男女の割合を比較すると約 6 割が男性という結果に。「サラダ」は、女性人気が高いイメージを持たれがちだが、男性から支持されていることが判明した。
 外食で「サラダ」をメインとして食べたい理由について聞いてみると、最も多かった回答は「家では食べられない野菜があるから」 (48.2 % ) だった。カラフルなヨーロッパ野菜など珍しい野菜は輸入品が多くを占めていたため、 スーパーなどで手に入れることは難しく、これまでは一部のフレンチやイタリアンのお店でしか味わえなかった。しかし、近年、日本でも栽培が行われるようになり、カフェなどのカジュアルなお店でも、多くの特殊な野菜が気軽に楽しめるようになった。
 また、有機栽培や自然農法で作られたこだわりの野菜をそろえる「サラダ」専門店が増え始めたり、肉や魚も入っていてボリュームのある「サラダ」がメニュー化されたりなど、「サラダ」をメインとして食べる環境が整ってきたことも、「サラダ」人気を後押ししているのかもしれない。
 ホットペッパーグルメ外食総研 上席研究員の有木真里氏は、『糖質制限や健康ブームが加速する中、 2015 年から増え続ける「サラダ」専門店は、今年に入ってもコンセプトや素材にこだわったお店が続々とオープンしています。 また、昨今の外食トレンドとしては、「中食では味わえない特別感」「フォトジェニックさ」がありますが、家庭ではなかなか手に入らないバラエティ豊富な野菜を使ったり、カラフルで SNS 映えする盛り付けが主流になったりなど「サラダ」にも同様の傾向が見られます。 今まで脇役だった「サラダ」が看板メニューになっているお店も少なくなく、今後の進化系「サラダ」に期待が高まります。』と述べている。

記事配信/外食ドットビズ(2017/09/06)
制作協力/外食ドットビズ

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