7月の東名阪の外食市場規模、＋159億円と2ヶ月連続でプラスに

リクルートライフスタイルの外食に関する調査･研究機関｢ホットペッパーグルメ外食総研｣は、東名阪 ( 首都圏･関西圏･東海圏 ) の男女約 10,000 人を対象とする 2017 年 7 月度の｢外食市場調査｣の調査結果を公表した。
　7 月の外食市場規模は 3 圏域合計で 3,474 億円 ( 前年比 +159 億円 ) と、 2 ヶ月連続して前年を上回った。また、 3 圏域合計の外食実施率･頻度･単価の 3 指標も同様に 2 ヶ月連続で前年を上回った。同社では、全国的に前年に比べると雨が少なく、天候に恵まれたことも影響したかもしれないとみている。
　圏域別でも、全圏域で 2 ヶ月連続して前年同月の市場規模を上回った ( 首都圏 +81 億円･関西圏 +70 億円･東海圏 +8 億円 ) 。
　業態別には、主要 16 業態中、 10 業態が前年比プラスで、｢居酒屋｣ (+43 億円 ) 、「ファミリーレストラン、回転すし等」 (+27 億円 ) 、「焼肉、ステーキ、ハンバーグ等の専業店」 (+24 億円 ) などで前年比の上げ幅が大きかった。 この 3 業態では、延べ外食回数と外食単価とも前年比プラスで特に好調。｢居酒屋｣では、単価の増加による影響が大きく、｢焼肉、ステーキ、ハンバーグ等の専業店｣では、延べ回数の増加による影響が大きかった。
【 3 圏域計 ( 首都圏･関西圏･東海圏 ) 】
①外食実施率： 76.9 ％ ( 前年比 +0.6pt) 　②外食頻度： 4.33 回 / 月 ( 同 +0.05 回 ) 　③外食単価： 2,522 円 ( 同 +72 円 ) ④外食市場規模 3,474 億円 ( 同 +159 億円 )
【圏域別】
①外食実施率…首都圏： 76.7 ％ ( 同 +0.6pt) 、関西圏： 76.2 ％ ( 同 +0.5pt) 、東海圏： 79.0 ％ ( 同 +1.2pt)
②外食頻度…首都圏： 4.62 回 / 月 ( 同 +0.08 回 ) 、関西圏： 4.10 回 / 月 ( 同 +0.11 回）、東海圏： 3.71 回 / 月 ( 同 -0.16 回 )
③外食単価…首都圏： 2,563 円 ( 同 +35 円 ) 、関西圏： 2,576 円 ( 同 +134 円 ) 、東海圏： 2,235 円 ( 同 +104 円 )
④外食市場規模…首都圏： 2,137 億円 ( 同 +81 億円 ) 、関西圏： 923 億円 ( 同 +70 億円 ) 、東海圏： 415 億円 ( 同 +8 億円 )
※ 1 外食：夕方以降、店で食事した場合。各圏域の居住者が各圏域の対象都府県内での外食。
※ 2 外食頻度：外食実施者の 1 ヶ月あたりの平均外食回数。

記事配信／外食ドットビズ(2017/09/01)
制作協力／外食ドットビズ