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外食トピックス

リクルート、8月31日は「野菜の日」!野菜の好みを調査

リクルートライフスタイルの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、 8 月 31 日の"やさいの日"に向け、野菜の好みに関してアンケート調査を実施した。
■野菜好きは全体の 85 %、男性より女性で多く、 50 代女性が最多
 まず、野菜の好き・嫌いを 5 段階で聞いたところ、「好き」「まあ好き」の合計は全体では 85.4 %であった。逆に「どちらかというと嫌い」「嫌い」は合計 3.7 %と極めて少数派であった。性年代別では、男性より女性、若年より高齢で野菜好きが多くなる傾向にあり、最多は 50 代女性の 93.0 %であった。
■野菜不足を実感している人は 38 %、男性 20 ~ 50 代では 40% 以上
 普段の食事の中で野菜の摂取状況を聞いたところ、「野菜しか食べない」は 0.2 %、「毎食野菜中心」が 9.9 %、と約 1 割がベジタリアン的な食生活をしており、「野菜が中心ではないが、だいたい摂れている」の 50.8 %を足した 6 割程度の人は野菜十分な食事をしているとの回答。 逆に「十分ではないと思う」の野菜不足派は 37.9 %であった。性年代別では、男性の 20 ~ 50 代で「十分ではないと思う」が 4 割を超えており、野菜不足を感じているようだ。
■家でよく食べる野菜、 TOP3 は「キャベツ」「たまねぎ」「じゃがいも」
 家でよく食べる野菜について 28 品目と「その他」「当てはまるものはない」の 30 の選択肢で聞いたところ、よく食べる野菜 1 位は「キャベツ」 (82.4 % ) で、 2 位「たまねぎ」 (78.3 % ) 、 3 位「じゃがいも」 (73.6 % ) と、比較的安価で日持ちのする品目が TOP3 であった。 性年代別には、こちらでも女性・高齢で全体的によく食べる品目が多く回答されており、野菜を多く摂る食生活を送っている様子だ。一方、男性・若年ではよく食べる野菜の回答が少なく、特に 20 代男性では「当てはまるものはない」が全性年代中唯一、 10 %を超える回答となっている。
■外食・中食で食べたい野菜、 TOP3 は「トマト」「アスパラガス」「キャベツ」
 外食や中食で食べたい野菜については、 1 位が「トマト・ミニトマト」 (31.7 % ) で、 2 位は「アスパラガス」 (30.1 % ) 、 3 位「キャベツ」 (29.0 % ) と続いた。性年代別で見ると品目で男女の好みの差が大きく、 男性では 40 ・ 50 代を中心に「キャベツ」「たまねぎ」「じゃがいも」が人気で、これは家でよく食べる野菜 TOP3 と同じ品目だった。 一方、女性では 30 ・ 40 代を中心に「アスパラガス」「ほうれん草・小松菜・青梗菜」「ブロッコリー」「カイワレ・クレソン・スプラウト」「れんこん」「ごぼう」「トウモロコシ」「ゴーヤ」「セロリ」などの品目が人気であった。
■意識して摂るようになった野菜、 1 位は「トマト」
 最近意識して多く摂るようになった野菜では、 1 位が「トマト・ミニトマト」 (20.9 % ) で、 2 位「ほうれん草・小松菜・青梗菜」 (15.5 % ) 、 3 位「たまねぎ」 (13.3 % ) と続いた。 性年代別では、 女性の 20 ・ 30 代で「ほうれん草・小松菜・青梗菜」が 2 割以上と、他の性年代に比べて目立つ結果であった。また、男性 60 代での「たまねぎ」も 2 割を超えて突出している。 全般的に、性別で見ると男性で「キャベツ」「たまねぎ」が多く、女性で「ほうれん草・小松菜・青梗菜」「ブロッコリー」が多いという傾向であった。
■増やした野菜の理由、 1 位「おいしいから、好きだから」
 最近意識して摂るようになった野菜について、どのような理由で野菜を意識して増やしたのかの 1 位は「おいしいから、好きだから」 (55.7 % ) で、 2 位「健康的な食生活のために必要だと思うから」 (53.1 % ) 、 3 位「栄養価が高いから」 (52.8 % ) となった。各理由別に多く挙がった野菜の TOP10 をランキングしてみると、「おいしいから、好きだから」の 1 位は「トウモロコシ」、以下、 2 位「なす」、 3 位「さつまいも」であった。

記事配信/外食ドットビズ(2017/08/30)
制作協力/外食ドットビズ

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