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外食トピックス

7月のスーパー売上高、既存店ベースでは100.0%と前年並みに

日本チェーンストア協会は、会員企業 56 社・ 9570 店舗を対象にした平成 29 年 7 月度チェーンストア販売統計を発表。食料品は、相場安の影響で農産品の不調、水産品もアニサキス報道の影響が続き苦戦したが、 住関品は、季節商品の動きがまずまずだったことから総販売額は 1 兆 1043 億 4162 万円で、前年同月比 ( 店舗調整後 )100.0 %と前年並みとなった。
 部門別では、食料品が 7116 億 4835 万円 ( 店舗調整後前年同月比 99.5 % ) 、衣料品が 975 億 5054 万円 ( 同 99.6 % ) 、日用雑貨品などの住関品が 2247 億 5463 万円 ( 同 100.4 % ) 、サービスが 30 億 3263 万円 ( 同 95.9 % ) 、 その他が 673 億 5547 万円 ( 同 104.7 % ) であった。
 なお、商品別の食料品関連の動きは以下の通り。
 農産品は、トマト、とうもろこし、豆類、カット野菜などはまずまずの動きだったが、じゃがいも、玉ねぎ、きゅうり、キャベツ、レタスなどが不調だった。果物では、すいか、さくらんぼ、桃、パイナップルなどの動きは良かったものの、梨、ぶどう、バナナなどの動きは鈍かった。
 畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉ともに好調だった。鶏卵、ハム・ソーセージもまずまずの動きだった。
 水産品は、まぐろ、いわし、うなぎ、塩干物などの動きは良かったが、刺身の盛り合わせ、いか、あじ、貝類、海藻類などは不調に終わった。
 惣菜は、温惣菜は揚げ物、焼き物、中華は好調だった。要冷惣菜は和・洋惣菜も好調、米飯の動きも良かったが、寿司の動きは鈍かった。
 その他食品は、乳製品、米、飲料、アイスクリーム、乾麺類など涼味関連商品、チョコレート、ゼリー類、冷凍食品などは好調だったが、ヨーグルト、生菓子、パン類、インスタントコーヒーなどの動きは鈍かった。

記事配信/外食ドットビズ(2017/08/24)
制作協力/外食ドットビズ

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