ホットペッパーグルメ外食総研、レモンサワーの飲酒意向調査
リクルートライフスタイルの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、外食でのレモンサワーの飲酒意向に関してアンケートを実施した。
人気の芸能人が好んで飲んでいると発言したり、作り方にさまざまな工夫を取り入れる店などが増えたりと、レモンサワーに注目が集まっているよう。今回のアンケートでは、レモンサワー好きがどのような性年代に多く、どのようなこだわりで外食時に楽しんでいるかを聞いた。
■飲酒者の 4 人に 1 人がレモンサワー支持派!特に 20 代男性が牽引
まずは、“レモンサワー好き”がどれくらいいるのかを調べた。全体 (n=10,335) では「好んで飲む」 (20.3 % ) との回答が 5 人に 1 人程度、飲酒者 (n=7,940) に限ると 26.4 %と 4 人に 1 人程度がレモンサワー支持派で、男女とも若い年代ほどレモンサワー支持派が多いという傾向となっている。
特に 20 代男性では 30.9 %がレモンサワー支持派で、他の性年代より明らかに多かった。因みに男性は 30 代が 24.7 %、 40 代が 25.2 %、 50 代が 19.5 %、 60 代が 13.0 %、女性は 20 代が 22.0 %、 30 代が 20.7 %、 40 代が 20.3 %、 50 代が 16.9 %、 60 代が 10.3 %であった。
また、圏域別では、関西圏 (17.2 % ) 、東海圏 (13.7 % ) に比べ首都圏 (23.5 % ) が多い割合となっている。
■今後のレモンサワー飲酒意向でも、 20 代男性を筆頭に若い世代で人気
今後のレモンサワーの飲酒意向についても、傾向は前項と類似であった。今後飲みたいと答えた人が全体平均で 26.7 %、飲酒者に限ると 34.7 %。最も飲酒意向が高いのが 20 代男性 (38.0 % ) 。
因みに男性は 30 代が 31.8 %、 40 代が 31.9 %、 50 代が 24.6 %、 60 代が 17.3 %、女性は 20 代が 29.6 %、 30 代が 27.7 %、 40 代が 27.3 %、 50 代が 23.4 %、 60 代が 15.8 %であった。
また、圏域別でも、関西圏 (24.0 % ) 、東海圏 (19.4 % ) より首都圏 (29.9 % ) で飲酒意向が強いことも共通の結果となった。
■飲みたい理由トップ 3 は「飲みやすい」「味が好き」「どんな料理にも合う」
外食でレモンサワーを今後飲みたいと回答した人に、その理由を聞いたところ、「飲みやすい」が 78.5 %の高支持率でトップを獲得。次いで、「味が好き」 (70.1 % ) 、「どんな料理にも合う」 (38.3 % ) が続いた。
その他の選択肢のほとんどが 10 %未満の支持率で、あまり強い理由ではなさそうだ。性年代別には、 60 代男女で「他のお酒より健康的だと思う」という回答が多めで、女性の 30 ・ 50 代では「どんな料理にも合う」という選択肢が支持を集めている。
圏域別には、東海圏で「どんな料理にも合う」が他圏域に比べて弱めであった。
記事配信/外食ドットビズ(2017/08/04)
制作協力/外食ドットビズ