4月~6月のビール売上高、前年比98.5%と前年を下回る
ビール酒造組合は、平成 29 年度 第 2 四半期 ( 平成 29 年 4 月~ 6 月 ) のビール市場動向レポートを発表。ビール課税移出 ( 引取 ) 数量は 70 万 1028kl(55,373 千函 ) で前年同期比 98.5 %と前年を下回った。
容器別販売動向は、瓶合計が同 94.6 %、缶合計が同 100.0 %、樽・タンクが同 98.3 %で、用途別では、業務用が同 97.9 %、家庭用が同 99.0 %であった。
なお、上半期累計 (1 月~ 6 月 ) でも、 119 万 2713kl(94,211 千函 ) で前年同期比 98.6 %と前年を下回っている。
発泡酒の税制を考える会が発表した同四半期 (4 月~ 6 月 ) の「発泡酒市場動向マンスリーレポート」でも、発泡酒の課税移出 ( 引取 ) 数量は 18 万 6900kl(14,763 千函 ) で前年同期比 96.5 %と前年下回った。
容器別販売動向は、瓶合計が同 79.0 %、缶合計が同 96.6 %、樽・タンクが同 91.1 %で、用途別でも、業務用同 92.5 %、家庭用同 96.6 %といずれも前年を下回った。上半期累計 (1 月~ 6 月 ) でも、 33 万 3771kl(26,364 千函 ) で前年同期比 97.6 %と前年を下回っている。
「その他の醸造酒 ( 発泡性 ) ①」と「リキュール ( 発泡性 ) ①」を合わせた新ジャンル商品は、同四半期 (4 月~ 6 月 ) が 50 万 6010kl(39,969 千函 ) で 98.5 %、上半期累計 (1 月~ 6 月 ) が 88 万 2122kl(69,678 千函 ) で 99.3 %だった。
記事配信/外食ドットビズ(2017/07/13)
制作協力/外食ドットビズ