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外食トピックス

新生銀行、2017年サラリーマンのお小遣い調査①

新生銀行は、 20 代から 50 代の有職者の男女約 2,700 名を対象にした「 2017 年サラリーマンのお小遣い調査」を実施し、その結果を取りまとめた。
■男性会社員のお小遣い額は過去 2 番目に低い金額
 景気は回復基調が維持されているものの、家計においては賃金の伸びが穏やかなものに留まるとの見通しなどを反映し、男性会社員の平均お小遣い額は 37,428 円と、前年とほぼ同水準 ( 前年比 445 円の減少 ) で、 1979 年の調査開始以来、過去 2 番目に低い金額 ( 最低額は 1982 年の 34,100 円 ) となった。 20 代は前年比 5,502 円減少の 35,377 円、 30 代 (34,785 円 ) ・ 40 代 (35,475 円 ) はやや減少か同水準に、 50 代は同 5,927 円増加の 44,040 円で唯一 4 万円を超えており、他年代と 50 代では 8 千円以上の格差があった。
 子どもがいると答えた男性会社員について、子どもの学齢別にみると、中高生以下がいない世帯では 4 万円を上回っている一方、中高生以上がいない世帯では 3 万円を下回っており、子育て・教育費の家計への負担が重い世帯のお小遣い額の減少が、お小遣い額全体の水準の引き下げに影響を与えたと考えられる。
■ 20 代の女性会社員は 42,123 円と男性会社員 50 代とほぼ同水準
 女性会社員の平均お小遣い額は、前年比 449 円増加し、 33,951 円。年代別にみると、 20 代は同 3,903 円増加の 42,123 円となり、男性会社員 50 代とほぼ同水準。 30 代 (33,344 円 ) と 40 代 (31,473 円 ) は微増も、 50 代は同 3,395 円減少し、 28,833 円と 3 万円を下回った。
■男性会社員の 3 人に 1 人が職場で働き方改革があったと回答
 今年 2 月からのプレミアムフライデー導入、長時間労働の是正に向けた取り組みなど、企業の働き方改革が注目されている。男性会社員の 3 人に 1 人 (32.7 % ) が職場で働き方改革があったと回答。「残業が減った」 (53.9 % ) 、「有給が取りやすくなった」 (30.5 % ) 、「定時で帰宅できる日数が増えた」 (30.0 % ) が主な内容。働き方改革により約半数 (51.2 % ) が「支出が増えたものがある」と回答し、内訳は「食費 ( 飲み代除く ) 」 (30.5 % ) 、「趣味の費用」 (22.9 % ) 、「飲み代」 (21.4 % ) がトップ 3 だった。
 一方、女性会社員も、男性会社員同様、約 3 人に 1 人 (29.8 % ) が職場で働き方改革があったと回答。内容も、「残業が減った」 (51.9 % ) が最も高く、「定時で帰宅できる日数が増えた」 (28.1 % ) 、「有給が取りやすくなった」 (27.2 % ) と、こちらも男性会社員と同様の結果となった。 45.1 %が「支出が増えたものがある」と回答し、年代別の傾向も男性会社員同様、若年層ほど支出が増えた人が多い傾向がみられた。支出が増えたものは、「食費 ( 飲み代除く ) 」 (39.6 % ) が最も高く、「ファッション費用」 (22.6 % ) 、「身だしなみのための費用」 (18.9 % ) と続いており、男性会社員と比較して、身の回りのことについての支出が増えている点が特徴的。ちなみに「飲み代」は 14.2 %であった。

【調査概要】
調査時期: 4 月 7 日~ 4 月 9 日の 3 日間
調査方法:インターネットによる調査 ( 専門の調査会社に依頼し、全国からサンプルを収集 )
調査エリア:全国
調査対象者:会社員 ( 正社員・契約社員・派遣社員 ) 、パート・アルバイト
サンプル数:合計 2,714 名 ( 会社員 男性 :1,252 名、女性 :789 名 / パート・アルバイト 男性 :415 名、女性 :258 名 )

記事配信/外食ドットビズ(2017/06/28)
制作協力/外食ドットビズ

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