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外食トピックス

5月の外食売上高、前年比102.2%と9ヶ月連続で前年を上回る

日本フードサービス協会 (JF) は、会員企業 ( 有効回収事業者数 190 社・店舗数 33,825 店 ) を対象とした 2017 年 5 月度の外食産業動向を発表。なお、本調査は、新規店も含めた全店データを業界全体および業態別に集計し、前年同月比を算出したもの。
 5 月は、日曜日が 1 日少ない曜日周りで、 FR など休日需要が多い業態では客数に影響したものの、外食全体としてはゴールデンウィーク期間や月後半を中心に概ね客足堅調で、全体売上は 102.2 %と 9 ヶ月連続で前年を上回った。
 全体および業態別概況は以下の通り。 ( ) は、業態合計の対前年同月比
■全体  ( 売上高 102.2 %・店舗数 100.6 %・客数 102.1 %・客単価 100.1 % )
■ファーストフード業態  ( 売上高 103.5 %・店舗数 100.9 %・客数 103.0 %・客単価 100.5 % )
 全体売上は 103.5 %と前年を上回った。業種別の売上は、「洋風」は GW 向けの期間限定メニューなどが好評で 104.6 %。「和風」は新メニューに合わせたトッピング訴求で客単価が上昇し、 103.8 %となった。「麺類」は前月投入のメニューが好調を維持し、メディア露出の後押しもあり 105.7 %。「持ち帰り米飯・回転寿司」は店舗減の影響で 98.9 %となった。「その他」はカレーが昨年末の価格改定による客単価上昇で 100.5 %となった。
■ファミリーレストラン業態  ( 売上高 99.9 %・店舗数 100.4 %・客数 99.0 %・客単価 101.0 % )
 全体売上は日曜日が少ない曜日周りの影響で、 99.9 %とわずかに前年を下回った。業種別売上高は、「洋風」は GW や母の日などのイベントが好調だったものの、平日の集客が振るわないところもあり 99.6 %。「和風」は GW 後の落ち込みと店舗数減で 98.0 %。「中華」は販促キャンペーンを行うも客足が伸び悩み 99.8 %と前年を下回った。「焼き肉」は GW のファミリー需要や SNS でのクーポン配信などが奏功し 104.6 %となった。
■パブ / 居酒屋業態  ( 売上高 101.2 %・店舗数 96.3 %・客数 101.8 %・客単価 99.4 % )
 飲酒業態は、 GW 後に落ち込んだところもあったが、後半に客足回復、客数は 3 ヶ月連続して前年を上回り、全体売上は 101.2 %と 2 ヶ月ぶりに前年を上回った。「パブ・ビアホール」は店舗増と新店の好調で売上 104.2 %となった。「居酒屋」は、店舗整理が奏功し売上は回復し、 100.5 %となった。
■ディナーレストラン業態  ( 売上高 103.6 %・店舗数 103.3 %・客数 104.3 %・客単価 99.3 % )
 各社まちまちで、高級業態の一部で振るわないところもあったが、店舗増もあり、売上は 103.6 %となった。
■喫茶業態  ( 売上高 103.7 %・店舗数 101.3 %・客数 101.9 %・客単価 101.8 % )
 天候に恵まれ気温が上がったこともあり、アイスドリンクの売れ行きが好調で、売上は 103.7 %となった。

記事配信/外食ドットビズ(2017/06/27)
制作協力/外食ドットビズ

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