サッポロHD、女川町の復興のシンボルとして「きぼうの鐘」を贈呈
サッポロホールディングスは、 2016 年 9 月に恵比寿ガーデンプレイスで開催した「第 8 回恵比寿麦酒祭り」において販売したビール売上金相当額の一部を活用して、 ( 一社 ) 女川町観光協会へ 2 基目の「きぼうの鐘」を贈呈したと発表した。
旧女川駅舎に設置されていたカリヨン ( からくり時計 ) には 4 つの鐘がついており、電車の発着を告げ、人々に親しまれていた。この鐘は震災で消失したが、がれきの山から奇跡的に 1 つだけ完全な状態で見つかったことから、仮設商店街に町の復興のシンボルとして展示され、商店街の名称になった。
「きぼうの鐘」は、 2017 年に女川駅前プロムナードに設置された 1 基目に続き、 2 基目は生まれ変わった新しい街並みを一望できる女川町役場東日本大震災慰霊碑側に設置される。
同社では、鎮魂の鐘として震災記憶の風化防止の一助となることを期待するとともに、「物産品の消費促進」「情報発信」「次世代育成」の 3 点を掲げ、今後も東北復興支援に取り組んでいきたいとしている。
記事配信/外食ドットビズ(2019/03/19)
制作協力/外食ドットビズ